月別アーカイブ: 2016年7月

*ストラトのノイズ対策【導電塗料のシールド】

*ストラトのノイズ対策【導電塗料のシールド】

今回は、ストラト(シングルコイルピックアップ)のノイズ対策についてです(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
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一般的なストラトにはシングルコイルのピックアップが搭載されています。
シングルコイルのピックアップは、高音のエッジ感、透明感、歯切れの良さなどなど、いくつもの魅力的な特徴を持っています。
しかし、その反面、外部からの電気信号をノイズとしてひろってしまうと言う弱点も持っているんですね〜。
これは、シングルコイルピックアップの宿命のようなものなのですが、少しでもそのノイズを少なくする為のノイズ対策を施してみたいと思います。

で、そのノイズ対策ですが、具体的にどうするのか?と言うと、導電塗料と言う電気を通す塗料をピックアップキャビティなどに塗ってピックアップの周りに「シールド」を作り、そのシールドで外部からの電気信号(要するにノイズの元)をキャッチして、アースへ落とす事で、昇天させてあげると言うものです。(あー説明が長い(^_^;)

図で表しますと・・・

こんな感じになります。

とにかく、ノイズの元になる余計な電気信号は出来るだけアースへ落としてノイズを減らすと言う訳です。

通常のストラトのボディは、ピックアップキャビティのザクリ部分は、ボディの塗装と同じ塗装がされている状態なので、そのザクリ部分に導電塗料を塗ってシールドを作ります。

上の画像は、キャビティ部分に導電塗料を塗った状態です。

ザクリ部分の黒い塗料が導電塗料です。
導電塗料で作ったシールドをギターの回路のアースへ落とす事で外部からのノイズをカットする事が可能になります。

ただ、この導電塗料によるノイズ対策を行いますと、若干音質にも影響があるらしく、導電塗料のシールドの影響で高音が少し落ちてしまうとの噂が・・・

ノイズは減らしたいけど、高音が落ちてしまうのもよろしくない。。
でも、どのくらい高音が落ちて、どのくらいノイズが軽減されるのか!?
んな訳で、急遽、導電塗料のシールドの「オン/オフ」スイッチを増設して、実際に音の違いをテストしてみました。
動画でご覧下さい(^_^)


いかがでしたか?

「ジー」って鳴っているのが、ハムノイズと言われる外部からの電気信号をピックアップが拾ってしまったノイズなんですが、シールドをオンにする事で、かなりカット出来ますね!
ノイズがカットされるのは、分かりやすいのですが、高音が落ちてしまうってのは、もう少し大きな音で鳴らしてみないとはっきりとは分からない感じですね。

しかし、通常時の「ジー」って言うノイズがこれほどカットされるのであれば、『導電塗料のシールド』やる価値があるかも知れませんね。

以上、導電塗料のシールドのテスト報告でした〜

ポップギターズでは、このようなノイズ対策のリペアやカスタムも承ります!
配線のカスタムやリペアのご相談はお気軽にどうぞ。

ポップギターズはきっとあなたのお役に立ちますよ〜(^_^)

今回は以上です。
ありがとうございました!

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*ストラトのスペシャルアッセンブリ作成&取り付け

*ストラトのスペシャルアッセンブリ作成&取り付け

今回は、お客様からリクエスト頂いて作成したアッセンブリを取り付け完成したギターのご報告を頂きましたのでご紹介致します(^_^)

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前回、ご紹介致しましたお客様からのリクエストで作成しましたスペシャルアッセンブリなんですが、当店にて組み込み&作成後、お客様にお送り致しました。

そして、この度お客様からギターへの取り付け完成の画像とご感想を頂いたのでご紹介致します。

以下、お客様(Mさんから)のコメントです。

「 配線&組み込みをしていただいたピックガードが自宅に届き、開けて見るや、その仕上がりの美しさに感動しました...。(*_*;
また、ジャックとスプリングの配線も振り分けを示していただき、簡単にハンダ付けする事が出来ました。

セイモアダンカンのSCR-1nはノーマルのシングルPU(フロント&リア、共にGOTO製)とのバランスも良く、ピックアップの高さ調整だけでOKです。

大抵リアに付ける方が多いと思いますが、フロント&リアPUをメインで使っている自分としては、センターに付けた事で、ストラト本来のサウンドもそのまま生かせ、かつ、タップスイッチ&5セレクタースイッチで8種類もの違いが楽しめます。

自分が望んでいた、欲張りな1本の完成です。

ふと思い付き、たまたま見つけた「ポップ☆ギターズ」さんに出会えたからこそ、成し得た事ですね...。

今回は親切丁寧な対応をしていただき、本当にありがとうございました。

次回も是非、「ポップ☆ギターズ」さんに頼みたいと思います。
                    ♪v(*’-^*)^☆」

Mさん!コメント&画像ありがとうございました。
素敵なギターカスタムプロジェクトのお手伝いが出来て本当に光栄です。
またお役に立てる事があればお気軽にご連絡下さいね〜(^_^)/

上の画像のようにセンターピックアップに出力低めのハムバッカーを搭載し、コイルタップスイッチ&ハーフトーンの組み合わせで、トーンキャラクターを大幅にアップする事が出来る回路です。
これは、興味深いアイディアですね!!

回路図は、以下の通り
コイルタップの切替えは、スイッチポットを使って行っています。

今回の事例のようにあなたの頭の中にあるアイディアも出来るだけ実現します!
配線カスタムのご相談はお気軽にどうぞ。

ポップギターズはきっとあなたのお役に立ちます!!(^_^)

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*フレットのすり合せ手順

*フレットのすり合せ手順

今回は、中古で入荷したテレキャスターのフレットすり合せの作業手順をご紹介致します(^_^)

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先日、中古で入荷しましたテレキャスターカスタム。


シリアルから考えますと、1993〜1994年製の様です。
と言う事は、今から22年ほど前に作られたギターなんですね〜。
細かな傷はあるものの、状態は良い方かなと思いますが、フレットの詰まりが少しと使っていたが故のフレットの減りがある部分がありましたので、すり合せを行う事にしました(^_^)

そんな訳で、今回は、フレットのすり合せの手順や様子をシェアしたいと思います。

まず、簡単なフレットのすり合せの手順ですが・・・

「現状 及び 不具合箇所をチェック」

 ↓


「指板部のマスキングなど準備の後、フレット削り」
 ↓

「作業箇所確認&調整、仕上げ」

ざっとこんな感じの流れになります。

では、参りましょう。
※今回の様にネックが取り外せるギターの場合は、ネックを取り外して作業を行います。ちなみにペグを外すとネックはきっちり床面に置く事が出来ます。

【作業①】元の状態を確認
フレットを目視して極端に減っている部分や実際に演奏して音詰まりやビビリがあるポイントを確認します。

【作業②】フレットが減っている部分、音が詰まる部分にマジックで色を塗っておく
こうする事で均一に削れたかどうかの目安になります。

【作業③】マスキングテープで保護する
指板にマスキングテープを貼ってフレット以外の部分を保護します。

【作業④】実際に削ります(ファイリング)
マスキングが完了したら、専用のヤスリや当て木を使ってフレットの頭部分を均等に削ります。(この時、ネックが真っ直ぐになるようにトラスロッドの調整をしておきます)
専用のヤスリの写真を撮り忘れました。。すみません。

【作業⑤】スケールなどで各フレットが均一になったかチェック


↑ヤスリがけが済んだ状態

【作業⑥】クラウンの形状を整える
内側が丸くなっている専用のヤスリを使ってフレットの頭部分の角を落とします。
この時フレットサイドの角も削って形成する事で演奏時の手の引っかかりも軽減されます。

【作業⑦】仕上げ
フレットの高さを合わせて、クラウンの形成が済んだら、表面を美しく仕上げます。
#600、#800程度の紙ヤスリ→スチールウール→金属磨きの順でフレット表面を仕上げていきます。

キラリ〜ン!美しくし上がりました〜

【作業⑧】実際に演奏して、最終チェック
仕上がったネックに外していたペグを取り付けてボディに組み込んで演奏出来る状態にします。

弦を張って実際に演奏し各部分の仕上がりを確認する。

すり合せをした事で音のビビリや詰まりが解消し格段に弾きやすくなりました〜

フレットのすり合せは、専用の工具も必要ですし、作業の技術も必要ですので個人で行う事は当店ではおすすめしておりません。

インターネット上には、すり合せ(他にもナットの形成やその他リペア)は個人でも出来ると言う情報を掲載されている方もいらっしゃいますが、それはあくまでも個人的な良否のラインで判断し「個人でも出来る」と言われているに過ぎず、実際には楽器のクオリティを下げてしまう場合もございます。

何事もトライする事は良いことだと思いますが、大切なギターを傷めてしまうリスクもある事をご理解お願いします。

当店では、フレットすり合せなどのリペアのサービスも行っております。
ご愛用のギターの調子が悪い。全体的な調整をしたい。など、何なりとご相談下さい。

ポップギターズがきっとあなたのお役に立てると思います(^_^)

今回は以上です。
ありがとうございました!

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*サウンドバリエーションが「倍」に!? ストラトの「S-H-Sのコイルスプリット」回路

*サウンドバリエーションが「倍」に!? ストラトの「S-H-Sのコイルスプリット」回路

今回は、お客様から頂いたリクエストのスペシャルアッセンブリのご紹介です(^_^)

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ストラトをお使いのお客様からオリジナルアッセンブリを作りたいとリクエストを頂きました。

それは・・・
「シングルコイル-シングルサイズハムバッカー-シングルコイル」のS-H-Sレイアウトのストラトで、センターのシングルサイズのハムバッカーをコイルタップ出来る様にしたい。

と言うものでした。

こうする事で

「ネックPU+センターPU(ハムバッカー)」
「ネックPU+センターPU(シングル)」
「センターPU(ハムバッカー)」
「センターPU(シングル)」
「ブリッジPU+センターPU(ハムバッカー)」
「ブリッジPU+センターPU(シングル)」

と言う感じで、センターピックアップの関係するサウンドバリエーションが、いきなり「倍」の組み合わせになるんですねー。
元々、サウンドバリエーションの多いストラトですが、センターPUをハムバッカーにするだけで、幅広いニュアンスを表現出来る様になりそうですね!!

では、回路図ですが、こんな感じです。(すみません。手書きで見にくいです。)

いわゆるスタンダードなストラトの回路ですが、コイルタップ用のスイッチポットを採用した回路になります。

ここまでは、お客様から頂きましたリクエストについて 書いてみましたが、同じアイディアを使うと・・・

例えば、ピックアップを3つともシングルサイズのハムバッカーにして、3つのピックアップを同時にコイルタップ出来る様にして、シングルコイルのストラト⇔ハムバッカーのストラト、2つのキャラクターを切り替えて使ったり。

センターピックアップのコイルタップとブリッジピックアップ+ネックピックアップのコイルタップの2つの切替えスイッチをつけて、H-S-H/S-H-S/S-S-S/H-H-H、そしてそれぞれのハーフトーンと言う膨大なサウンドバリエーションが作れたり・・・
あまり機能が多いと使いこなすのが大変ですが。。

他にも、元々S-S-Hのストラトのハムバッカーのコイルタップ出来る様にして、S-S-Sのストラトサウンドも出せる様にするって事も可能ですよー。(ピックアップがコイルタップ出来る仕様でなければ無理ですが・・・


てな感じで、色んな機能の組み合わせが楽しめますので、こんな仕様のを作って見たい!などなど、あっためているアイディアがあればお気軽にご相談下さいねー(^_^)
あなただけのオリジナル回路お作りします!

この記事を見て、「配線のカスタムって面白そうだな〜」って思ってくれたら、僕の言葉があなたに届いた、つまり僕の仕事は成功したってことなのでめちゃ嬉しいです。(^_^)

ポップギターズでは、面倒で複雑な組み込みをあらかじめ済ませた、配線済みアッセンブリを販売中!
是非、ご利用下さい(^_^)

配線済みアッセンブリ紹介のページはコチラです。

ありがとうございました!

あなたのご希望やギター/ベースに合わせたアッセンブリもお作りします。
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