*レスポールのプチカスタム配線、追記

*レスポールのプチカスタム配線、追記

今回は、前回に引き続きレスポールタイプの配線についてです(^_^)

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前回は、レスポールなどのギターでミックスポジションの時に各ピックアップのボリュームバランス調整が出来るプチ配線カスタムをシェアさせて頂きました。
で、その続きと言うか、おまけの情報もシェアしたいと思います。
レスポールと言えば「59」が、色んな意味で特別な存在だと思いますが、なんと見えない部分もちょっと特別だったみたいなんです。

現在、世に出回っているレスポールのコントロール部の配線は以下の図の様になっているものが多いみたいです。

この図の様な配線をここでは仮(勝手にw)に「LPモダン配線」と呼んでいますw

で、50年代後半のレスポールは、この「LPモダン配線」とは違う配線方法が採用されていたらしいんです。
それが以下の図のような配線です。

この図の様な配線をここでは、仮に「LP50配線」と呼ぶ事にしましょう。

どこが違うか分かりますか??
ボリュームのところは、ほぼ同じなんですが、トーンのつながり方がちょっと違うんです。
トーンの回路がボリュームの回路の前に入るか、後ろに入るかの違いなんですね〜。

ビンテージLPをお好きな方は、この「LP50配線(仮称)」の方が好きだと評価されていたりするそうです。

「LP50配線」の方が好きだと言われる方がいると言う事は、配線の方法で、何かが違ってくると言う事ですよね??

どっちの配線も2ボリューム/2トーンなんですが、、、

*「LP50配線」の方は、トーン用のコンデンサーがボリュームに影響を与えるらしく、ボリューム、トーンの操作具合で音のニュアンスが変わるのが特徴です。

逆に、、、

*「LPモダン配線」の方は、ボリュームとトーンがお互いに影響する事が少ないようで、安定した回路だと言えるのかも知れません。

現在、一般的にレスポールに採用されている配線は、ここで言う「LPモダン配線」で安定した回路を使っていると言う事なんですかね〜。

ビンテージLP好きから評価を得ている「LP50配線」は、ひとクセあるけど、それが好きだって人には良いのかも知れないですね。

どちらが良い悪いってのはありませんので、この記事を呼んでご愛用のレスポールの配線方法がどっちなのかな??なんて興味持って頂けたら嬉しいです(^_^)

で、前回の記事でミックス時の各ピックアップのバランスを調整出来る配線のプチカスタムをシェアしましたが、今回の記事をふまえて、もう一つだけポイントをシェアしたいとい思います。



↑LPモダン配線のピックアップからのホット線とトグルスイッチへのホット線を入れ替えるとミックス時に各ピックアップの音量バランスを調整出来るのですが、この配線だけを変更しますと、先にお話しましたようにコンデンサーの位置が、LP50回路と同じ様な位置にきます。(言葉で書くとややこしいですねw)

ですので、「LP50配線」を試してみたいって場合はそのままでいいのですが、「LPモダン配線」がいいなって場合は、コンデンサーのつなぎ方も以下の図のように変更します。

これでコンデンサーの位置が変わりまして、LPモダン配線仕様になると言う訳なんですね。

エレキギターの配線をカスタムするのは、とっても楽しいですが、ハンダの具合によっては音質の劣化を誘発する可能性もありますので、注意して下さいね。

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今回はここまでです。
ありがとうございました〜

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