月別アーカイブ: 2019年8月

【ポップギターズの配線カスタム】 ストラトでテレキャスター風のサウンドを出せる様にするカスタム。

ずーーっと前にも紹介したことがあるのですが、今回は、ストラトの配線を変えて通常出すことのできないテレキャスター風(ネックPUとブリッジPUのミックス)のサウンドを出せる様にできるカスタムをご紹介したいと思います。

この配線カスタムでは、見た目は変わりません。ですから改造したぜっ!って言う派手さはないですw

しかし、元々オールマイティなストラトが、さらにオールマイティなギターに生まれ変わるナイスな配線カスタムだと思いますよー。

テレキャスター風サウンドだけでなく、ストラトの3つのピックアップの音を全部同時に出力もできたりします。

では、配線カスタムを順を追ってご紹介したいと思います。

ストラト配線カスタム00↑上の図が一般的なストラトの配線。
いわゆる1ボリューム2トーン仕様のものです。
(図を見やすくするためにアースやコールド線は省いております)
ストラト配線カスタム01↑ストラトの基本的な回路を少しずつ変えていきましょう。
まずはネックPU用のトーンポットをマスタートーンにするべく、配線を付け替えます。
元々は、セレクタースイッチにつながっていた、配線をボリュームの端子につなぎなおします。※図の赤い線の部分です。
ストラト配線カスタム02↑続きまして、センターPU用のトーンとネックPU用のトーンを切り離します。
多くの場合、トーン用のコンデンサーの足部分でポット同士がつながっているので、そこをカットします。※図の赤い部分
コンデンサーの足でなく、配線材でつながっている場合もあります」が、要するに上の図の赤い線部分に当てはまる部分をカット。
ストラト配線カスタム03↑ここまでで、トーンがマスタートーンに生まれ変わりました。
続いて元々センターPUのトーンだったポットをネックPUとブリッジPUのブレンダーボリュームとして再接続します。
図の赤い部分の様にポットからの配線をスイッチの隣の端子に接続しなおします。
ストラト配線カスタム04↑そして、スイッチとポットをつなぐ配線を追加します。※図の赤い部分ストラト配線カスタム05↑これで作業完了です!
この様に配線を変更することで、元々センターPU用だったボリュームが、ネックPUとブリッジPUのブレンダーボリュームになりました。

このブレンダーボリュームが「10」の場合、一般的なストラトとほぼ同じコントロール。
でも、ブレンダーボリュームを「0」に絞るとネックPUとブリッジPUが同時に出力される様になります。
これで、ストラトなのにテレキャスター風のサウンドも出せる様になりますし、3つのPUの同時出力も可能になります。
ネックPUとブリッジPUのブレンドは、ボリューム調整が可能ですので、お好みのサウンドを見つける楽しみも増えますね(^_^)

T-SOUND相関図↑上の図が、ブレンダー調整とセレクタースイッチの相関図。
図の左側が、ブレンダー「10」の状態。
図の右側がブレンダー「0」の状態。
ピックアップの出力の違いが確認できますねー
ストラト配線カスタム06↑ちなみに上の図の様に配線に一手間加えますとブレンダーの「10」と「0」の状態を逆にすることができます。
図の赤丸部分の様に端子の配線を逆にするとコントロールが逆になります
ブレンダーの向きはどっちが正解ってのはありませんので、お好みで使い分けたら良いと思います。

ちなみにこの回路を採用したポップギターズの配線済みアッセンブリ「STタイプ配線ずみアッセンブリ/T-SOUND」はこちらのページで販売中です。

今回は、久々に配線カスタムのご紹介でした。
ストラトはちょっとした配線カスタムで通常では出せないサウンドバリエーションを増やせるので面白いですねー。

T-SOUNDの他にもストラト用の配線ずみアッセンブリもこちらのページで販売中でーす。

こちらもよろしくお願いします(^_^)

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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【ポップギターズのリペア事例紹介】 ピックガード交換&内部配線の交換。

今回は、ピックガードの交換と同時に内部配線の交換を依頼頂いた事例について書いてみます(^_^)

お預かりしたギターは、スクワイヤーのシンラインで、もう長いこと使っていなかったと言うサブ的なギターだそうです。
が、今回、当店を知って頂いたお客様から内部配線の交換とピックガードの交換でリニューアルさせて欲しいと言うリクエストを頂きました。

元々のピックガードはホワイト3プライのものでしたが、新たにチョイスされたピックガードは、ブラック1プライ。
ブラック&ブラックの組み合わせでクールなギターに仕上がりそうですね!!

では、作業内容の紹介に入ります。
シンラインのアッセンブリ

↑オーダーしていたピックガードが入荷したので、アッセンブリを取り付けます。
元々の配線も決して悪くないものだと思いましたが、新たに組み込むポップギターズの配線済みアッセンブリは、ギター本来の音を引き出してくれますので、オススメですよー。(広告w)
元のピックガードとネジ穴が合わない↑今回のピックガード交換は、ピックガードの取り付けネジ穴の調整が必要ですので、ネジ穴の位置の確認作業に入ります。
まずは、ピックガードをギターに合わせてみます。
・・・見事に合わないですね。。(^_^;
今回の場合、ネジ穴11箇所中10箇所が合いませんでした。。トホ。
元のピックガードとネジ穴が合わない
↑画像の左下、ブリッジピックアップ横のネジ穴だけ流用出来そうです。
元々のネジ穴に埋木処理↑そして、合わないネジ穴は、埋木処理します。
ネジ穴に合わせたサイズの材を埋め込んで接着します。
11箇所中10箇所のネジ穴を埋めました↑10箇所全てのネジ穴に埋木処理できました。
接着剤が固まるのを待つ事にします。
接着剤が固まったら出っ張り部分をカット↑接着剤が固まったら埋木の出っ張り部分をカットします。
余計な出っ張り部分をカット↑全ての埋木の出っ張り部分を美しくカットします。
新たな穴を開けるための位置決め↑改めてピックガードを当てて、新たなネジ穴の位置決めを行います。
唯一使えるネジ穴とネックポケットの位置を合わせてピックガードを固定します。
新たな穴を開けるための位置決め↑ネジ穴の位置決めの為、マスキングテープで固定。
ピックガードの位置が決まりました。↑位置決め完了の図。
この位置で各ネジ穴をマーキングしていきます。ちょっと分かりにくいですが、新たなネジ穴の位置と元のネジ穴の位置の違い↑新たなネジ穴の位置に小さく印しているのですが、分かりますか?
元のネジ穴の位置と微妙に違うんですよねー。
こっちの角度の方がわかりやすい↑ここも微妙に違うんですー。
設計する時に合わして作ってくれたらいいのにねー。
慎重に下穴を開けます↑マーキングした位置に下穴をあけます。
微妙な違いなんですが、違うんですねー↑ネジを締めこんだ時に塗装が割れないように、新たなネジ穴の表面を軽く面取りします。
埋木にタッチアップして少しでもわかりにくくします↑埋木した部分は軽くタッチアップしておきます。
ねじ止めして最終確認↑アッセンブリを搭載したピックガードとピックアップなどを接続し新たなネジ穴でピックガードを固定。
これでピックガード交換&内部配線の交換は完了。
そして弦も張って作業完了!↑音出しチェック後、弦を張り、各部の調整を行い完了です(^_^)

と言うわけで、シンラインのピックガード交換とアッセンブリの交換事例のご紹介でした。

お客様からリペア完了したギターを鳴らしてみた印象を頂いておりますので、少しご紹介しますと・・・

「前までのペラッとした感じがなくなり、フロントからリアまでどこで鳴らしても音の輪郭がくっきり出て気持ちよいです。
ボリューム10にして思い切り弾くと、右手のアタックをしっかり拾ってくれてガツンとした強い音になります。
ボリューム、トーンともに絞りも滑らかでストレスがなく、これも重宝しそうです。」

ともかく、第一印象は気に入って頂けたみたいで、喜んでます(^_^)
長く使ってなかったと話されていたので、これから出番が多くなったらポップギターズ的には(お役に立てた感があって)嬉しいです。

今回は、以上です。

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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