【ポップギターズの配線カスタム/基本編?】 よく見かけるギターの配線の(回路)パターン

今回は、ピックアップ交換を計画中のお客様からご相談を頂いた時に気が付いた事を書いてみます(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはこちらです。
http://www.pop-guitars.com

ピックアップを交換したいって言うお客様からハンダ付けなど心配だと相談を頂きました。

相談内容によりますと、ご愛用のギターのピックアップを変えるに当たって、

どの部分?
何ヶ所?
どうやって?

と、とにかく色々な不安を感じているご様子でした。

ですので、ピックアップをご購入頂いた際に、手書きになりますが、配線の図を書いて一緒にお送りしますよー(^_^)ってお話をしました。

その話の中でお客様のギターの仕様を伺いまして、

2ピックアップ・1ボリューム・1トーン・1スイッチ

と言う仕様だと分かりましたので、その場合、ピックアップからの配線はセレクタースイッチに接続することになりますよー。なーんて話をしたら、

「ボリュームなどのポットに接続すると思っていたので、気が楽になりました。」

と話されていました。

そして、ピックアップ交換、配線カスタムが初めて、あるいはギターの配線にあまり触れた事のない方からすれば、回路がどうなっているか?配線がどこに繋がっているのか?分かる訳がないし心配が多い事をちょっと忘れてしまっていた自分に気がつきました。。

そんな訳で、今回は、エレキギターに採用されている基本的な回路のパターンをいくつか紹介しようと思います。

では、1つ目

↑ピックアップが1個、ボリューム1個、トーン1個と言うパターン。
基本と言う訳でもないですが、シンプルなのでこの回路をはじめに紹介します。
信号の流れを辿ってみますと、ピックアップからボリュームに入りアウトプットへ出力されていきます。
トーン(一般的な高音をカットするもの)は、回路の中にあると言うよりも並列に設置されている感じになるんです。
ですので、もしトーンをカットして、1ボリューム仕様にしたい!って場合は、ボリュームからトーンに繋がっている線を切断すれば、見事1ボリュームの回路になります。
余分な回路をなくす事で音の劣化が抑えられますので、よりリアルな音を求めるツワモノはトーンカットを試してみるのも良いかも知れませんね。

ちなみに僕は、ほとんどトーンは使いません(使えません)が、ヨワモノ?なので、トーンカット出来ません。。

採用されているギター例:レスポールジュニアなど

↑続きましてこの回路。
ピックアップが2個、ボリュームが1個、トーンが1個、そしてセレクタースイッチという仕様。
ちなみに今回お客様からご相談頂いたのはこのパターンです。
こちらも信号の流れを見ていきますと、ピックアップから信号が、最初のものと違って、まずはスイッチに入ってからボリューム、そしてアウトプットとなってます。
2つのピックアップの信号をスイッチで切り替えたり、ミックスしたり出来るようになってるんですねー。
このパターンの場合、ピックアップを交換する際の配線はスイッチへの接続という事になります。
1ボリュームなので、「マスターボリューム」となり、ボリュームを調整すると全体の音量が変化する事になります。

採用されているギター例:テレキャスターなど
↑そして、ピックアップが2個、ボリュームが2個、トーンが1個、そしてセレクタースイッチという仕様。
この回路の場合、ピックアップからの信号がまず各ボリュームに入りますので、接続方法によっては、(ジャズベースの様に)各ピックアップの音量バランスを調整して使うことも可能になります。
それぞれのピックアップの音量を調整出来る代わりにと言うか、全体の音量調整は1つのボリュームでは出来ない回路です。
この回路にもう一つボリュームを追加してマスターボリュームも設置するなんてことも可能です。
このパターンの場合、ピックアップを交換する際の配線はボリュームの端子への接続という事になります。

採用されているギター例:特に見つからず。マスターボリュームを追加するとグレッチのギターにありますね。

↑次は、ピックアップが2個、ボリュームが2個、トーンが2個、そしてセレクタースイッチという仕様。
これはみなさんご存知のレスポールの回路です。
各ピックアップからの信号は各ボリュームに入りスイッチでピックアップ切り替えを選択、そしてアウトプットへ出力されます。
気がつけば、回路に使われている部品が大幅に増えてきてますね!!
回路が複雑になれば、エレキギターの貧弱な電気信号は、劣化してしまい、本来の「リアル」な音が出せなくなってしまいます。
さらに量産型?のギターの場合、見えない内部の部品は、少しチープ気味なものが使われている場合もあります。。
ですので、内部に使うポットや配線材など、品質の良いものに見直してみるだけでも、あなたの相棒(ギターのカッコつけた呼び方?)の音を本来の音に近づける事になるかも?知れませんよー。

採用されているギター例:レスポールなど
↑最後にちょっとおまけ的な回路ですが、ピックアップ3個ボリューム1個トーン2個の回路です。
これは一般的なストラトに採用されている回路ですね。
ストラトの場合少し特殊でセレクタースイッチで各ピックアップの信号を切り替えて出力すると同時に、トーンの作用するピックアップの切り替えも行なっています。
ストラトはそのままでも、非常に使いやすいギターですが、回路をカスタムして使う事でもっと色々な音が出せたり、自分だけのプライベート仕様に出来たり、すごく楽しいギターですね(^_^)
ストラト用の配線ずみアッセンブリもいくつか用意してますので、是非、見ていってくださいね。

ポップギターズの配線済みアッセンブリのコーナー

ここで紹介した回路のパターンは、ほんの一部と言っても過言ではありません。
エレキギターの回路には、様々なパターンがありますので、いろんなアイディアを追加して回路を組んで(楽しんで)も良いと思います!

今回は、以上です。
エレキギターに採用されている基本的な回路をざっと見てみました。
これを知ったからと言って何もありませんが、あなたの何らかの足しになったら嬉しいです!

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

あなたの理想のギターにするためのリペア、カスタム、何なりとご相談下さい!
「こんな仕様にできないかなー?」とか「こんな機能を組み込みたい」など、お考えでしたらお気軽に相談して下さいね。
いつでもお待ちしてますよー。
お問合せフォーム

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

【ポップギターズのリペア/カスタム事例ご紹介】 近年のレスポールのコントロール部交換

今回は、近年生産のレスポールのコントロール部(基盤になっているもの)をトラディショナルな?アッセンブリに交換した事例をご紹介します(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはこちらです。
http://www.pop-guitars.com

Gibson レスポール スタジオ

近年のGibson レスポールは、ボリュームやトーンのコントロール部が基盤に組み込まれたものが採用されています。

今回は、基盤に組まれたコントロール部をハンドメイドで組み込んだアッセンブリに交換の依頼を頂きました。

レスポールのコントロール部カバーボディ裏のカバーを外して内部の確認を行います。

裏蓋はマスキングテープなどで簡単に外せます

ちなみに裏蓋が外れにくい場合は、マスキングテープなどの粘着の弱いものでくっつけると簡単に外せます。(トリビア?)

近年のレスポールコントロール内部ボリュームやトーンのポット、コンデンサーなど、パーツ類が基盤に組み込まれたコントロール部。
生産時の効率アップには繋がるのですが、昔から行なっているように配線材を使ってハンダ付けで接続する方が、精神衛生的にも好ましい感じがします。(個人の感想ですw)

基盤に接続されたポットなどポットの取り付けネジを外すと基盤は外れます。

基盤にソケットでつながっている基盤にソケットで接続されている(セレクタースイッチやピックアップの)配線も外して基盤を取り外します。

取り外した基盤部分基盤に組み込まれたコントロール部が外せました。

こちらはハンドメイドのコントロール部。基盤のと比べるとシンプル。ですね。

配線済みアッセンブリ組み込み完了組み込み完了。
ソケットになっていた部分は、ソケットを取り外し、配線をハンダ付けで部品に接続します。
この感じは、やはり落ち着くと言うか、しっくりきますね(^_^)
オレンジドロップ(コンデンサー)もバエますねw

リペア完了のレスポールアッセンブリ交換後のレスポール。
見た目は変わりませんが、中身がワイルドに生まれ変わりましたよー。

今回は、以上です。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。

あなたの理想のギターにするためのリペア、カスタム、何なりとご相談下さい!
「こんな仕様にできないかなー?」とか「こんな機能を組み込みたい」など、お考えでしたらお気軽に相談して下さいね。
いつでもお待ちしてますよー。
お問合せフォーム

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

【ポップギターズのリペア/カスタム事例ご紹介】 テレキャスターのピックアップ交換&ざくり加工

今回は、テレキャスターのネックピックアップをGretschのフィルタートロンに交換した事例をご紹介します(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはこちらです。
http://www.pop-guitars.com

フィルタートロン搭載のテレキャスター

ポップギターズ米澤の大好物テレキャスター。
そしてこちらも米澤の大好きなGretschのフィルタートロン。
これらをミックスすると・・・めっちゃかっこいい!!になりますw

テレキャスターとフィルタートロンのコンビは、僕の大好きな組み合わせなんです。

ノーマルなテレキャスターのネックピックアップ(シングルコイルサイズ)をフィルタートロンに交換するには、ボディのざくり加工・ピックガードの加工が必要になります。

ここでは、ノーマルのピックアップからフィルタートロンへのピックアップ交換の作業をご紹介します(^_^)

Gretschフィルタートロン

↑これがGretschのフィルタートロン。
FenderのシングルコイルでもGibsonのハムバッカーでもない、独特で美しいピックアップ。
角の丸みがたまらなくイケてますよね!ね?ね?元々のテレキャスター元々のテレキャスターのネックピックアップはこんな感じ。
もちろんこのスタイルも大好きです。

しかし今回は、これをフィルタートロンに交換します!
テレキャスターのピックガードを外してみます。まずは、ピックガードを外します・・・

ピックガードを外したテレキャスター

と、こんな感じ。
ボディにはシングルコイルが収まるサイズのピックアップ取り付け穴しか空いていません。ピックアップなどを外したテレキャスターネックポジションにフィルタートロンを取り付けるためにピックアップ取り付け穴を広げる加工を行います。

テレキャスターのボディにフィルタートロンを取り付ける位置フィルタートロンを取り付ける位置はこんな感じですねー。

フィルタートロン用のザクリフィルタートロンが収るようにボディを削るためのテンプレート。

フィルタートロンのピックガード用のテンプレート

そして、ピックガードもフィルタートロン用に加工が必要なので、ピックガード用のテンプレートも用意します。

ピックアップのザクリ加工

テンプレートをボディに設置して、トリマーでボディを削ります。
めっちゃ木屑が飛び散りますw

フィルタートロン用のザクリ加工済綺麗にザクリ加工が出来ました。

ザクリ加工完了

いいですね(^_^)早くフィルタートロンを取り付けたい!!

フィルタートロン搭載のテレキャスターで、フィルタートロン取り付けました。
フィルタートロン取り付けのワクワク感に追われてしまいまして、取り付け時の写真撮り忘れてました。。(^_^;フィルタートロン・テレキャスター完成コントロール部もフィルタートロンに対応したものに組み直して取り付け。
そんなこんなで、ピックアップ交換作業完了しましたー。

テレキャスター・ファットネックちなみにこのテレキャスターのネックは、ファットバックと言われる太めのもの。
握り込むスタイルの演奏をされる方に人気のネックです!
太めのネックのイメージ通り、太いサウンドも魅力的です(^_^)

こちらのテレキャスターは、ポップギターズで販売中です。
POPTUNE ファットネック・テレ+フィルタートロン/LPBRのページはこちら

今回は、以上です。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。

あなたの理想のギターにするためのリペア、カスタム、何なりとご相談下さい!
「こんな仕様にできないかなー?」とか「こんな機能を組み込みたい」など、お考えでしたらお気軽に相談して下さいね。
いつでもお待ちしてますよー。
お問合せフォーム

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

とあるシグネイチャーモデルの回路の再現

今回は、お客様から頂いた問い合わせについて書いて見ます(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
http://www.pop-guitars.com/shop/

問い合わせを頂いたお客様のご希望は、とあるギタリストのシグネイチャーモデルのコントロールの再現でした(^_^)

そのシグネイチャーモデルは、どのような仕様なのかと言いますと、、、

(カタログの情報では)ストラトタイプのギターで、ピックアップはH-S-H(ハム・シングル・ハム)です。

5WAYのピックアップセレクタースイッチ、マスターボリューム、ミドルピックアップの独立したボリューム、マスタートーンそして、ネックピックアップのオン/オフスイッチとなっています。

実際に、そのシグネイチャーギターを触ったことがなく、ちょっと疑問が残る部分もあるのですが、カタログの情報を元に回路を考えてみました(^_^)

m.hシグネイチャーモデル回路(推測)
↑こうかな〜

さっきも書きましたが、実際に触ったことがないギターなので確かではないのですが、この回路ですと、コントロールの組み合わせによっては音が出ないポジションがあるんです。(ミドルの独立ボリュームを「0」にした状態で、ピックアップセレクターを真ん中(ミドルピックアップ)のポジションにすると音が出ない)

しかし、音が出ないポジションも使い方によっては有効な場合もありますので、一旦良しとしますw

それにしても、このコントロールは、ストラトでありながらネックピックアップ+ブリッジピックアップのミックスが出せたり、ネックピックアップ+ミドルピックアップ+ブリッジピックアップのフル出力が出来たり・・・

色んなスタイルの演奏に対応したとても優れたコントロールですね!

ちなみに・・・

ミドルボリューム「10」でネックピックアップのスイッチ「OFF」の時、一般的なH-S-Hのコントロール。

ミドルボリュームを調整すると、ハーフトーン時の音色変化

ネックピックアップスイッチ「ON」の時、通常では出来ない「ネックピックアップ+ブリッジピックアップの組み合わせ」や「ネックピックアップ+ミドルピックアップ+ブリッジピックアップ」の同時出力可能

などが可能になります。

でも、カタログの情報だけで考えたコントロールなので正確ではないかも知れません。。

あくまでも参考にして頂ければと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました(^_^)

あなたのギターのリペアお任せください!
「こんな仕様にできないかなー?」とか「こんな機能を組み込みたい」など、お考えでしたらお気軽に相談して下さいね。
いつでもお待ちしてますよー。
問い合わせフォーム

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^)

【ポップギターズのリペア/カスタム事例ご紹介】 ムスタングのピックアップ交換&ざくり加工

今回は、フェンダー・ムスタングのピックアップの交換、しかもワイドレンジハムバッカーサイズに!のご紹介です(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
http://www.pop-guitars.com/shop/

今回も、僕のすごく大好きなギターの一つ「Fender ムスタング」のカスタムです!
しかも、ピックアップをワイドレンジハムバッカーサイズにチェンジすると言う大掛かりでイカしたカスタムのご紹介です(^_^)

ご依頼は「ピックアップをワイドレンジハムバッカー」に「ピックアップセレクターをトグルスイッチ」に「元々のセレクタースイッチはタップスイッチ」にと言うものでした。

それでは、リペア/カスタムの様子をご紹介して参ります(^_^)

ワイドレンジハムバッカーに交換するムスタング
↑こちらはカスタム前のムスタング。Fホールありのホローボディのレアなムスタング。
丁寧な作りのムスタング
↑元々とても丁寧な作りのナイスなギターです(^_^)
パールからべっ甲にピックガード交換
↑ピックアップ交換に伴いピックガードもチェンジ(パール→べっ甲)
ピックガードにレイアウトを実際に書いてみて確認
↑ピックガードの裏面にレイアウトの下書き。ここで、ピックアップとセレクタースイッチが干渉してしまう事が発覚。
残念ながら元のセレクタースイッチをタップスイッチにすることを、お客様と相談の上、今回は断念。。
ムスタングのピックガードを合わせてみる
↑気を取り直して、ハムバッカーの穴を開けたピックガードをボディに合わせて位置確認。
ムスタングのボディにざくり加工
↑マスキングした位置にテンプレートをセットし、ボディをざくります。
ワイドレンジハムバッカー用のざくり完了
↑キャビティ部とスイッチ用のざくり加工完了。
キャビティ内に導電塗料でノイズ対策
↑キャビティ内部には導電塗料を塗り、ノイズ対策。
ピックアップ、ピックガードを組み込んで完了
↑ワイドレンジハムバッカー&セレクタースイッチをピックガードに組み込み、ギターに取り付けて完成!
ワイドレンジハムバッカーにカスタムしたムスタング
↑ムスタングでありながら、一味も二味も違う、オリジナリティあふれるギターに仕上がりました(^_^)

今回は見た目もがっつりチャンジしたムスタングのカスタムでした。
唯一無二のギター作りに携われてすごく光栄でした。

今回は以上です!最後まで読んで頂いてありがとうございました(^_^)

あなたのギターのリペアお任せください!
「こんな仕様にできないかなー?」とか「こんな機能を組み込みたい」など、お考えでしたらお気軽に相談して下さいね。
いつでもお待ちしてますよー。
問い合わせフォーム

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^)

【ポップギターズのリペア/カスタム事例ご紹介】 ムスタングのコントロール部、ピックアップ交換&ノイズ処理

今回は、フェンダー・ムスタングのピックアップとコントロール部の交換&ノイズ処理リペアのご紹介です(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
http://www.pop-guitars.com/shop/

今回は、僕のすごく大好きなギターの一つ「Fender ムスタング」のコントロール部の総入れ替え/カスタム&ピックアップの交換、そして、キャビティ内部のノイズ処理のリペアをご紹介します(^_^)

お客さんからご依頼頂いたのは、大きく分けて3つのリペア/カスタムでした。

一つ目は、ムスタングのピックアップセレクター部の交換&カスタム。

これは、ポップギターズの配線済みアッセンブリのラインナップにあるもので、2つのピックアップをシリーズ接続して、ハムバッキングの力強い音にすることが出来る「MGタイプ配線済みPUスイッチ/スペシャル」へ交換で、ムスタングにもっともマッチしたコントロールと言っても過言ではない配線のカスタムなんですよー。

続きまして、二つ目、ボリューム部のポットとジャック、コンデンサーも交換。
こちらもポップギターズの配線済みアッセンブリのムスタングタイプのものにリニューアル。
ギターの内部の配線や部品の品質って、すごく大事な割に、見えない部分だからチープなものが使われている事が少なくない!(特に国産ギター)ので、愛用のギターの潜在能力の引き出すためにも内部アッセンブリの見直しがオススメです。

そして、三つ目、ピックアップの交換もご依頼頂きました。
お客さんのご希望は「ムスタングらしさを残しつつ、もう少しパワーアップ」と言うことでしたので、非常に悩みましたが、ビンテージトーンを元にしてパワーアップしたKentArmstrong Texas Vintageモデル(ストラト用のピックアップ)をオススメし、それに交換することになりました。

では、リペアの様子をご紹介して参ります(^_^)

65年スタイルのFender JAPAN MUSTANG
↑元々は、いわゆるビンテージスタイルのめっちゃかっこいいムスタング。
すでにムスタングにPTB500Rを取り付けています
↑ブリッジはすでにポップギターズのPTB500Rに交換して頂いてます!嬉しい(^_^)
ムスタングのリペアスタート
↑では、コントロール部などなど、外していきましょう。
元々のコントロール部分
↑これが元々のボリューム部分の内部。
このモデルは、多くの国産ムスタングと違って、元々CTSのポットとスイッチクラフトのジャックが使われています。
元のムスタングのセレクタースイッチ内部
↑ピックアップ&セレクター内部。
ムスタング、キャビティ内部の金属プレートを外して
↑今回は、キャビティ部に導電塗料を塗ってノイズ対策をするので、キャビティ底の金属プレートも外しました。
ムスタングボディ、キャビティ部分にマスキング
↑キャビティ部にマスキングして・・・

ムスタングのキャビティないに導電塗料塗りました
↑キャビティ内部に導電塗料を塗りました。
導電塗料は、その名の通り電気を通す塗料で、組み込む回路のアースと繋ぐことでシールド効果を発揮します。
ボリューム部分のビフォー/アフター
↑写真左側が元々のアッセンブリ、そして右側がポップギターズで組んだアッセンブリ。
配線材の質はギターのトーンに少なからず影響を及ぼします。
ムスタングのスイッチ部分ビフォー/アフター
↑スイッチ部分。下側が元々のスイッチ。上側がポップギターズで組んだスイッチの回路。
スイッチの配線を変える事で今までにないピックアップの(シリーズ)接続が可能になります。
金属プレート再設置
↑導電塗料が乾いたので、金属プレートを元どおり設置。
取り付け完了
↑そして、ピックアップ取り付け時の写真撮ってませんでしたが、取り付け完了!
ポールピースのでたピックアップがムスタングにちょっと新鮮
ポールピースがでたピックアップのルックスもいい感じに似合ってますね(^_^)
ムスタングに取り付けたPTB500Rも美しい
↑ちょっと近代的な雰囲気と言うか、スタングの持つちょっとビザールな感じと洗練された感じのバランスが超ナイスですね!!

と言う感じで、今回はムスタングの見た目はほとんど変わりませんが、ムスタング本来の潜在能力以上の音が出せるようになる!ゲキ渋のリペア/カスタムをご紹介しました!

最後まで読んで頂いてありがとうございました(^_^)

あなたのギターのリペアお任せください!
「こんな仕様にできないかなー?」とか「こんな機能を組み込みたい」など、お考えでしたらお気軽に相談して下さいね。
いつでもお待ちしてますよー。
問い合わせフォーム

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^)

【ポップギターズのリペア/カスタム事例ご紹介】 レスポールタイプギターのナット交換

今回は、LPタイプギターのナット交換事例のご紹介です(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
http://www.pop-guitars.com/shop/

今回はギターの最も重要な部分の一つ「ナット」の交換をご紹介します(^_^)

ギターは今のスタイルが出来上がった(約50年以上前の)スタイルのまま、基本的な部分はほとんど変わらず現在まで存続しているとてもユニークな存在と言っても過言ではないのではないでしょうか!!
過言でしょうか??

ま、過言か過言でないかはどうでも良いのですが(^_^;

ご存知の方も多いと思いますが、ギターのナットは未だに手作業で仕上げないと交換出来ません。
グラフテックなど、形成されたものもありますが、交換用の基盤のように「カチッ」っと簡単に交換できるようなものではないんですよねー
個人的には、このアナログ感がギターの良いところと言うか、好きなところではありますが。。

そんな僕の面倒な話は置いておいて・・・

ナット交換についてご紹介します。
古くなったナット
↑このLPタイプのギターは20年ほど前に作られたものですが、ナットは製造時のままだと思われます。

古くなっているとは言え、ナット自体に問題なかったのですが、フレットの交換も同時に行ったので、ナットも交換となりました。
古いナットを外した図
ナットは接着剤で固定されているので、軽く衝撃を与えて慎重に取り外します。

元のナットを元に新しいナットを調整します
取り外したナットをお手本にしながら新しいナットを形成していきます。

ナットをサイズを調整中
大体、厚みも同じになってきました。

ナット形成完了
ナットの溝にジャストフィットに調整出来ました!

で、溝切りの作業の写真を撮り忘れてしまったのですが(^_^;溝の間隔を確認して専用の工具で弦の太さに合わせて溝を掘ります。

弦の幅はもちろんですが、溝の角度など色んな部分を確認&調整しながら仕上げます。

ナット交換完了
そして、こちらが出来上がり図です。
溝の調整が終わったら、ナットの表面を研磨して美しく仕上げます。

たまにナットは自分で作れる!的なブログなどを見かけたりしますが、ナットはギターの音色やチューニングにとって重大な影響を及ぼします。

個人で「やってみる!」と言う姿勢は、個人的にすごく好きだし、大賛成なんですが、ナットの製作はかなり経験値が必要になる作業だと思いますので、大切なギターの場合は、信頼できるリペアマンに任せることをオススメします。

と言うわけで、ナット交換の作業内容のご紹介でした。

最後まで読んで頂いてありがとうございました(^_^)

あなたのギターのリペアお任せください!
「こんな仕様にできないかなー?」とか「こんな機能を組み込みたい」など、お考えでしたらお気軽に相談して下さいね。
いつでもお待ちしてますよー。
問い合わせフォーム

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^)

【ポップギターズの配線カスタム】2ハムギターのカスタム・パート2/パラレルシリーズ切り替え編

前回に引き続き、お客様からご依頼頂いた配線カスタムについて書いて見ます(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
http://www.pop-guitars.com/shop/

お客さんから配線のカスタムを頂いたんですが、お客様のご希望は2つありまして、

1つは
「ネックピックアップ」と「ブリッジピックアップ」のタップスイッチでの切り替え

そして
「ネックピックアップ」と「ブリッジピックアップ」のパラレル接続/シリーズ接続の切り替え
でした。

前回は、「タップスイッチ」について書きましたので、ここでは「パラレル接続/シリーズ接続」の切り替え方法についてシェアしたいと思います(^_^)

別のお客さんですが、最近のお問い合わせで「自分のギター(2ハム)に何か良い配線のカスタムはないかなー?」と言うのがありましたので、ここで紹介します「パラレル接続/シリーズ接続」切り替えなんていいかもーって言うお話をしたので、この機会に紹介して見ますねー(^_^)

パラレル(並列)接続とシリーズ(直列)接続について・・・

パラレル(並列)接続って言うのは、簡単に説明しますと

パラレル(並列)とは
この図のように2つの電池(ギターの回路の場合はピックアップのコイル)が2つ横並びになっている回路のことです。

そして、シリーズ(直列)接続って言うのは、

シリーズ(直列)とは
この図のように2つの電池(コイル)が連続して並んだ回路のことです。

理科の時間に見たことあるなーって言う回路ですよねー(^_^)

これらの図と同じ理屈の回路をギターの回路に流用しているって訳なんです。

一般的なギターの場合、各ピックアップは基本的に「パラレル(並列)」で接続されています。

パラレル(並列)とシリーズ(直列)は、それぞれにキャラクターを持っているんですが、簡単に言ってしまうと、パラレルは耳馴染みのある音と言うか、(ネックPU+ブリッジPU)のミックス時の音です。

シリーズの音はどんなのかって言うと、パラレルに比べると力強い中・低音が出ると言えると思います。
パワー感はアップしますが、逆に言うと高音は弱くなります。

シリーズ/パラレルどちらも長所/短所がある!なので、切り替えて使いたいっ!!
そこで、この回路(S/P切り替えスイッチ)を使います。

シリーズ/パラレル切替スイッチ回路

コイル(ピックアップ)が2個と6P ON-ONのスイッチがあればこの回路が作れます。
つまりハムバッカーのピックアップが1個あれば、シリーズ/パラレルを切り替えて楽しむことが可能なんですよー。(ハムバッカーは、通常、2つのコイルをシリーズ接続で出力しています)

ここではスイッチを切り替えた時の信号の流れを確認してみます。

まずはパラレルの信号の流れ
パラレル接続信号流れ
各コイルにそれぞれ別の信号が流れています。

そして、シリーズ接続にスイッチを切り替えますと

シリーズ接続信号流れ
2つのコイルを1つの信号が流れるようになります。

シングルコイルとシングルコイルを組み合わせることも可能ですし、ハムバッカーとハムバッカーを組み合わせても、この回路は可能です。
しかし、ハムバッカーは先ほども書きましたが、元々2つのコイルがシリーズ接続されていますので、ハムバッカー同士をシリーズすると、シリーズ+シリーズのワイルドサウンドになるので、扱いがちょっと難しいかも(^_^;

ま、でも音の良し悪しは、。好きか好きでないかってところもあるので、試してみる価値はあるかも知れませんねー。

そんな訳で、パラレル(並列)/シリーズ(直列)切替スイッチの回路をご紹介しました。
前回の「タップスイッチ」と今回の「パラレル/シリーズ切替スイッチ」を併用すれば、サウンドバリエーションが大幅にアップしますね!

今回の記事があなたのギターカスタム心に少しでも響いたら嬉しいです!

最後まで読んで頂いてありがとうございました(^_^)

あなたのアイデアの配線カスタムでアッセンブリお作りします!
「こんな仕様にできないかなー?」とか「こんな機能を組み込みたい」など、お考えでしたらお気軽に相談して下さいね。
いつでもお待ちしてますよー。
問い合わせフォーム


ありがとうございました。

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^)

【ポップギターズの配線カスタム】2ハムギターのカスタム/コイルタップ編

今回はお客様からご依頼頂いた配線カスタムについて書いて見ます(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
http://www.pop-guitars.com/shop/

お客様のご希望は、2つありまして、

まずは
「ネックピックアップ」と「ブリッジピックアップ」のタップスイッチでの切り替え

「ネックピックアップ」と「ブリッジピックアップ」のパラレル接続/シリーズ接続の切り替え
でした。

そこで、今回で1つ目のご希望の「タップスイッチ」の基本的な設置の一例をご紹介します(^_^)

コイルタップについて・・・
ご存知の方も多いとは思いますが、ハムバッカーのピックアップは、2つのコイルが組み合わされたもので、通常は2つとものコイルを使っている訳です。
ハムバッカーは2つのコイルを使う
そのうちの1つのコイルだけを使う状態を「コイルタップ」と言います。(正確には「コイルスプリット」と言います)

そして、ハムバッカーは2つのコイルの組み合わせですので、どちらのコイルを使うかってのも選べる訳です。(4芯の配線のあるハムバッカーに限る)
左側のコイルを使うタップ
上の図のように左側のコイルだけを使うバージョンと
右側のコイルを使うタップ
上の図のように右側のコイルだけを使うバージョンが、タップスイッチの配線で選ぶことが可能です。

まずは、左側のコイルを使う場合のタップスイッチ配線をご紹介します。
左側タップスイッチ
上の図のように6P ON-ONのスイッチを使って配線します。

信号の流れを見てみますと・・・
タップスイッチオフ
左側のコイルを使うタップスイッチの配線ですが、上の図の様に、スイッチオフの場合は、通常のハムバッカーとして機能します。
左側のコイルを使うタップ
スイッチをオンにすると上の図のような信号の流れになり、右側のコイルはオフになり左側のコイルのみ出力される様になります。

続きまして、右側のコイルを使う場合のタップスイッチ配線をご紹介します。
右側タップスイッチ配線
同じく6P ON-ONのスイッチを使って上の図の様に配線します。

タップスイッチオフ
右側のコイルを使うタップスイッチの配線ですが、上の図の様に、スイッチオフの場合は、通常のハムバッカーとして機能します。
右側のコイルを使うタップ
スイッチをオンにすると上の図のような信号の流れになり、右側のコイルはオフになり左側のコイルのみ出力される様になります。

この様にタップして使うコイルを任意で選べますので、例えば「ネック側のピックアップは左側を、ブリッジ側のピックアップは右側を」と言う感じ使い分けることが可能になります(^_^)

今回は、コイルタップの一例をご紹介しました。
次回は、もう1つのご希望「シリーズ接続/パラレル接続」の切り替えについてご紹介しまーす。

そんな訳で 今回は以上です。

最後まで読んで頂いてありがとうございました(^_^)

あなたのアイデアの配線カスタムでアッセンブリお作りします!
「こんな仕様にできないかなー?」とか「こんな機能を組み込みたい」など、お考えでしたらお気軽に相談して下さいね。
いつでもお待ちしてますよー。
問い合わせフォーム

ありがとうございました。

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^)

【ポップギターズのリペア/カスタム事例ご紹介】ピックガード交換/オリジナルピックガードの製作。

以前、当店で行ったリペア/カスタム(ピックガードの複製)の事例をご紹介したいと思います。(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
http://www.pop-guitars.com/shop/

Fender JAPAN製のジャガー(カートコバーン仕様)のピックガードの複製のご依頼を頂きました。

一般的なジャガーのピックガードは市販されているものもあるのですが、特殊なモデルと言うか、要するに交換用ピックガードがないモデルの場合、元々ついているピックガードを元型として、複製することが可能です!

今回の場合も、交換用のピックガードの販売されていないモデルでしたので、元々のピックガード原型にして複製しました。
元々のピックガード
元々は、この茶べっ甲タイプのピックガードが装備されていました。
このままでも、かっこいい!ですが・・・

元のピックガードを取り外した図
元の茶べっ甲素材のピックガードを外してみました。

ピックガードを外した図
ピックガードを取り外したレアな?画像w
元の茶べっ甲のピックガード
こちらが取り外した元の茶べっ甲のピックガード。
新たに製作したエイジドパールのピックガード
そして、こちらが、新たに製作した「エイジドパール」素材のピックガード。
これは、元の茶べっ甲のピックガードを原型に複製したものです。
パール素材のピックガード装着
元のピックガードを原型にしているので、当然ですが、形状、ネジ穴の位置など、ぴったり一致しますので、余計な加工な不要です。
べっ甲の渋い感じも良いですが、パールの明るい感じもいいですよねー(^_^)
元に戻せばこんな感じ
ちなみに、もしも飽きたり、気分転換したくなったら、手軽に元に戻せますよー。
テレキャスターのネックピックアップのアースフレットの表面を研磨増設
最後にフレットの表面を磨いてフレッシュアップして作業完了しました。

ポップギターズでは、USA Cusutom Pickguard製の豊富なラインナップのピックガードを取り扱っておりますが、それとは別にオリジナルのピックガードや、元のピックガードを原型にして同じ形状のピックガードを製作することが可能です!
あなただけの夢のピックガードお作りしますよー。

分からない事や、悩んだら、お気軽にご相談下さいねー。
いつでもお待ちしてますよー。
問い合わせフォーム

ご覧頂きましてありがとうございました。

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^)