*テレキャスターのサーキット色々【パート2】

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今回は、52年〜のテレキャスターに標準装備だったコントロール回路のご紹介です(^_^)

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前回はテレキャスターの初期コントロール回路「ネックピックアップ、ブレンダー回路」をご紹介しましたが、今回は52年〜67年ごろまで採用されていたと言う二代目のコントロール回路「プリセット+トーンコントロール回路」をご紹介致します。

テレキャスターのコントロール部の回路は大きく分けると3種類ありまして、前回は初代の「ネックピックアップ、ブレンダー仕様」をシェアしました。

今回は「プリセット+トーンコントロール仕様」について。

そして、3つ目の一番なじみのあるだろう「ネック/ネック+ブリッジ+ブリッジ」の回路は、次回紹介させて頂きます。

では、今回の「プリセット+トーンコントロール仕様」のコントロールを図で見てみますと・・・


こんな感じです。

スイッチがネック側の場合、ネックピックアップ単体でプリセットトーンももこもこサウンド。

次にスイッチが真ん中の場合、ネックピックアップ単体の音。
この回路では、マスタトーンが装備されているので、好みのトーンに調整が可能です。

そして、スイッチがブリッジ側の場合、ブリッジピックアップ単体の音。
同じく、マスタートーンで音色のコントロール可能。

となっています。
なんとっ!ネックピックアップとブリッジピックアップのミックスの音が

・・・「出せナイッ!!」

・・・「WHY!?」

テレキャスターのミックスの音ってすごく使うんですけど。。

この回路が発表された当時(52年頃)は、ミックスの音って需要がなかったんですかね〜?
そもそもネックピックアップの高音カットのプリセット音(正直、使い道が分からない!?)があるくらいなので、とんがった音より低音のボーンとくる音の方が必要(だと思ってた?)だったんでしょうか。

このコントロール回路が52年〜67年ごろまで採用されていたとは、ちょっと驚き!
初期の回路では、ネックピックアップとブリッジピックアップのミックスが出せるのに、二代目では、ミックスのコントロールよりマスタートーンが優先されたんですね。。
今となっては不思議な感じがしますね〜??

回路図はこんな感じです。

コンデンサーを一つ追加すれば、この回路は、スイッチやポット類は、一般的なテレキャスターと同じもので制作可能です。
が、音質面の向上を期待するなら、良いパーツを使って下さいね〜
ギターはパーツで変わりますよ〜。

今回は、ここまでです(^_^)
次回は、67年〜の一番なじみのあるテレキャスターの回路などをシェアしたいと思います。

この記事を見て、「配線のカスタムって面白そうだな〜」って思ってくれたら、僕の言葉があなたに届いた、つまり僕の仕事は成功したってことなのでめちゃ嬉しいです。(^_^)

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