＊ボリュームを絞った時のこもりを解消するハイパスコンデンサーを追加

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今回は、ボリュームを絞った時の音のこもりを解消する「コンデンサー」を使ったプチカスタムをシェアさせて頂きます。

ボリュームは、可変抵抗と言ういわゆる「抵抗」なんですが、抵抗は交流の電気を通すと高音をカットし、低音の信号をよく通す（ローパス）特性があるらしいんです。

なので、ボリュームを絞って抵抗を通る信号が多くなればそれだけ音がこもってしまうと言う訳なんですねー。

そこで「コンデンサー」の登場なんですが、コンデンサーは先ほどの抵抗とは逆の特性と言うか、同じ様に交流の信号を通すと、低音をカットし、高音の信号をよく通す（ハイパス）特性があるらしいんです。

それらの特性を利用してボリュームを絞った時の音のこもりを解消しようと言うのが、今回のプチカスタムなんです。

ま、ややこしい話は抜きにして・・・

実際の配線は以下の図のようになります。

ボリュームポットは「０（ゼロ）」に絞ると２５０KΩ（シングルコイルの場合）や５００KΩ（ハムバッカーの場合）など、ポットの抵抗値がフルでいきる事になり、逆に「フル１０」の時、抵抗値はほぼ「０」になります。

このポットの回路に上図の様に並列にコンデンサーを取り付ける事でボリューム全開時はコンデンサーに（も抵抗があるので）電気は通らず、ボリュームを絞っていくとコンデンサーに電気が流れていく事になるらしいんです。
ですので、ボリュームを絞っていくとうまい具合に高音がコンデンサーを通って、音のこもりが解消されるんですね〜。

これだけでもこもりは解消されますが、ギターによっては「高音が出過ぎる」など副作用的なことが起こる場合もありますので、抵抗も並列に繋いでバランスをとったりします。

繋ぎ方は以下の図の通りです。

２５０kΩのポットの場合、２２０kΩの抵抗、５００kΩのポットの場合、４７０kΩの抵抗を使うとよいと思います。
コンデンサーは、一般的に０．００１uf辺りのものが使われています。
コンデンサーの数値で音も変わりますので、お好みに合わせて色々お試し頂くのも面白いかも知れませんね〜

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今回は以上です。
ありがとうございました〜

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