エレキギターの配線基本編3ステップ/パート2【トーンポットの準備】

前回のボリュームポットの準備に引き続き、同じくエレキギターの内部配線の基本ともいえるトーンポットの準備をしていきます(^_^)

↑トーンポットもボリュームポットと同じく一般的なポットを使います。

画像はCTS製のものです。

↑余談ですが、バイスをお持ちの場合は、写真の様にポットを固定すると作業がやりやすくなりますよ~

・・・と言いながら今回はボリュームとトーンを同時進行で作りますので以下のようにテンプレートに取り付けて作業します。

↑向かって左がボリューム(前回の記事で作った)、そして向かって右がトーンになる予定です。

↑ご存じのことと思いますが、パッシブのエレキギターのトーン回路には写真のようなコンデンサーを使います。

今回は0.022ufのものを使います。このコンデンサーは、Fenderのポットに付属(おまけ的な)でついてたコンデンサーです。

ちなみにコンデンサーの数値は、お好みで選んでいただいて問題ないと思いますが、一般的な目安として、シングルコイルは、0.047ufのもの、ハムバッカーや出力の高いものは、0.022ufが使われることが多いみたいです。

↑さきほどのコンデンサーの足の部分を写真のように曲げてポットに取り付けます。

足の曲げ方や取り付け方向などは、決まりはありません。要するにコンデンサーの足の片方をポットの端子、もう一方の足をポットの背面(つまりアース)に接続します。

↑コンデンサーの一方の足はポットの背面にハンダ付けします。

ポット背面にハンダ付けをする場合は、ポットの背面をあらかじめ(4~5秒程度)熱してあたためます。

↑ハンダ付けしながら写真が撮れないので、ピンボケになってしまいましたが、ポットの背面を温めながら、ハンダをのせて溶かしコンデンサーの足をポットに接続します。

↑こんな感じです。

前にも書きましたが、ハンダはのせすぎないように注意しましょう。

↑続きまして、ポットの端子側のコンデンサーの足もハンダ付けします。

ここまででトーンポットの準備は完了です。

次回は、ボリュームポットとトーンポットつないで、回路にしていこうと思います(^_^)

今回はここまでです。

ありがとうございました!

前回の記事はこちらからご覧ください。

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