テレキャスターをお使いのお客さんから 「・ネックピックアップ単体 ・ネックピックアップ+ブリッジピックアップ(並列) ・ネックピックアップ+ブリッジピックアップ(直列) 直列接続時にトーンポットをブレンダーポットとして使う みたいな回路はできますか?」 と問い合わせを頂きました。 (問い合わせを頂いた直後のポップギターズ米澤の頭の中は・・・) 「ネックピックアップ/ネック+ブリッジ/ネック+ブリッジのシリーズか。そこにブレンダーポット・・・ちょっと無理っぽい感じするなー」 と直感的に思ったんですが、いや、ちょっと待てよ。 なんかええ方法があるかも。。 と思いまして、お客さんにはちょっとお時間をもらいまして、一日寝てからもう一回改めて考えて見たら 「おっ!100%ご希望添えるものではないけど、近いものやったらできるかも!?」 ってのを思いついて、すぐにサンプルの回路組んで試して見たら、以下のような回路ができました。 ・ネックピックアップ(単体) ・ネックピックアップ+ブリッジピックアップ(並列) ・ネックピックアップ+ブリッジピックアップ(直列) ※ブレンダーオン時 一見希望の通りできている風に見えるのですが、実は、ブレンダーをオンのままネック+ブリッジピックアップ(並列)の位置にすると「ネックピックアップの単体」になってしまいます。 逆にブレンダーをオフのままネック+ブリッジピックアップ(直列)の位置にすると「ブリッジピックアップ単体」になります。 文面ではちょっと分かりにくいので図にして見ました。 以下、ご参照下さい。 まずは、ブレンダー「オフ」時 いわゆる一般的なテレキャスターのコントロールですね。 ブレンダーを「オン」にしますと・・・ セレクターをブリッジ側にした時には、ネック+ブリッジピックアップの直列接続が出力されます。 しかも、ブリッジピックアップの音にネックピックアップを直列にブレンドしていけると言う強者仕様。 これは前にもご紹介しましたGreco ブギーの回路と似ているかも。 ブレンダーオン時のネック+ブリッジピックアップ(並列)ポジションがネックピックアップ単体になってしまうのが心残りではありますが、ご希望に近い回路ができました!って問い合わせ頂いたお客さんに連絡しましたところ、ご検討頂きましたの後、オーダー頂きました。 イエイ!一生懸命考えた甲斐がありました。 ありがとうございます(^_^) トーンポットをブレンダーにしたスペシャル回路は以下の通り。 実際に組み込んだ回路はこんな感じです。 気に入って頂けたら嬉しいなー(^_^)と思いながら梱包して発送しましたー。 今回も非常にマニアックな内容でしたねー。 ご覧頂きましてありがとうございました! ポップギターズは、ギターのメンテやリペアも承ります! ご愛用のギターやベースの調子が悪い、とか、こんな症状で困ってる、など困ったことがあったら、お気軽にご相談くださいねー(^_^) ご相談はお気軽にどうぞ。 →問い合わせフォーム *少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね! 追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^) |