*LPタイプ(2ハム)ギターにコイルタップ&シリーズ/パラレル切替えスイッチを追加!

今回は、硬派な(?)印象のLPタイプギターにあれこれ切替えスイッチを追加してみたいと思います。今回もマニアックですよー(^_^)

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LPタイプの(つまり2ハムバッカーで、2ボリューム、2トーンのコントロールを持つ)ギターは、ほとんどの場合、コントロールはピックアップの切替えのみのシンプルなものが多いのですが、今回は、その「シンプルイズベスト」をあえて、ごちゃごちゃにカスタムするアイディアをシェアしたいと思いますw(^_^)

えー、ではまずはじめにハムバッカーのシリーズとパラレルの切替えスイッチを追加します。
(元々の2ハムの回路図は、割愛させて頂きまして、いきなりカスタムに入ります!)

シリーズ/パラレルのコイルの接続切替えスイッチに関しましては、前にも紹介しましたが、キャラクターの特徴で言いますと・・・

*シリーズ接続:力強い中低音、パワフル担当
*パラレル接続:軽快な中高音、さわやか担当

ってな感じですw

要するに個性の異なるサウンドが、実はハムバッカーの中に秘められていたと言う事なんです!

で、この個性の異なるサウンドは、切替えスイッチを追加する事で開放する事が可能になります。
※ただし、ハムバッカー(ピックアップ)から出ている配線が4本出ているものでないと、この切替えは出来ませんのでご注意下さい。こちらの記事もご参照下さい。


で、ピックアップからの配線が4本出ているものであれば、(6PON−ONのスイッチを使って)以下の図の様に接続すれば

シリーズ(パワフルサウンド) ⇔ パラレル(さわやかサウンド)

の切替えが行えるようになります。
シリーズ/パラレル切替
今回は、2ハムのギター(LPタイプ)に取り付けますので、このパターンのスイッチをネックピックアップとブリッジピックアップの両方に設置しますとこうなります。
シリーズ/パラレル切替えスイッチ回路図
ま、同じスイッチをどちらのピックアップにも設置すると言う事ですね。
これだけでもかなり音のバリエーションが広がります。

がっ!

更に!今回は、ここにコイルタップ(スプリット)スイッチも併設したいと思います!!

コイルタップに関しても前にシェアしましたが、そのコイルタップを上の図に組み込みますと
コイルタップも追加
こうなります。

ちなみにコイルタップすると、ネックピックアップは図の左側のコイルがいきて、ブリッジピックアップは図の右側のコイルがいきるようになります。

この様に6P ON−ONのスイッチを4個使うと各ピックアップ毎にシリーズ/パラレルの切替えと、コイルタップの切替えが可能になります!

つまり、スイッチ付きのポットを使ってギターに組み込みますと、見た目はそのまま!でも、実はあれこれキャラクターを変えて色んな場面に対応出来るとーっても器用なLPになっちゃいます。

てな事で、今回はジミーペイジさんのシグネイチャーギターばりに複雑な音作りが出来る2ハム(LPタイプ)ギター用の配線カスタムでした。

色々な切替えが出来るだけに、配線も複雑ですよねー(^_^;

もし、この配線や効果には興味あるけど、自分でやるのは難しそうって場合は、ポップギターズが組み込み承りますので(有料ですがw)、お気軽にご用命下さいませ。

今回はここまでです(^_^)
最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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