今回は、友人Y田くんから受けた相談で、ポットやスイッチのメンテナンス(?)についてです(^_^) ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。 | ||
久々(約20年ぶり!)にギターの練習を再開したと言う友人Y田くんと話をしていたら 「ボリュームポットの(ノブの)ところが、グラグラになってたんやけ、どないしたらええのー? との事。 なるほど。
友人Y田くんに、ポットの構造やどのように取り付けられているかを簡単に説明し、解決法をレクチャーした訳なんですが、この「ボリュームポットがグラグラになる」ってのは、ギター「あるある」やな!と思いまして、簡単なメンテナンス方法をシェアしたいと思います。 もしあなたのギターのボリュームがぐらぐらになって間もない場合(グラグラ初期)、被害が大きくなる前に・・・
この4ステップでトラブルを回避しましょう!(ポットのシャフトに切り欠きの無いソリッドシャフトの場合は、残念ながらこの技は使えません。) ※しかし、ボリュームポットのシャフトは、そもそもポットを固定する為のものではなく、必要以上に力を加えると破損の恐れがあります。くれぐれもご注意下さい! この4ステップメンテナンスですが、これはポットがグラグラになって間もない「グラグラ初期」に有効な方法です。 もしポットがグラグラになってしばらく使っていて、音が出ない状態になってしまった場合(グラグラ末期)、残念ながら内部の配線が切れてしまっている可能性が高いです。 友人Y田くんは、この方法でうまくポットのグラグラ初期を乗り越えたようです。 そして、実はその時にもう一つY田くんが 「(トグル)スイッチを切り替えた時、たまに音が出ないときがあるんやけど、これも何か方法あるー?」 との事でしたので 「スイッチの形状にもよるけど、どっちにしても、接触不良が原因だと思うので、応急処置には接点にCRCなどを塗布するのが良い」 と言う話をしました。 でも、このトグルスイッチには、「接点が見えている(オープン)タイプ」と「接点が見えていない(クローズ)タイプ」があるんです。
接点が見えているタイプは、その接点部分にCRCを塗布すれば良いのですが、接点が見えていないタイプは、接点へのCRC塗布がちょっと難しい。。 そこで荒技ですが、クローズタイプのスイッチの場合、CRCに付属のノズルを使って、ノズルをスイッチの軸の根本部分に入れて「プシュッ!」とするしかない。。 しかし、この方法ですと不要な部分へもCRCしてしまうので、決してオススメではないのですが、必要最低限のスプレーでなんとか接触不良を解消するしかないっ! 友人Y田くんのギターは、接点の見えていない(クローズ)タイプのスイッチだったそうですが、この応急処置で、接触不良は解消したそうです。 CRCをスイッチの軸の根本からぶち込むのは決して正式なメンテ方法ではないと思いますが、この荒技で少しでも正常に使える期間が延ばせれば、アリかも知れませんねー。 *交換用スイッチはこちらのページで販売中! てな感じで、今回は、ボリュームのグラグラとスイッチの接触不良の場合の荒技メンテについてでしたw 最後まで読んで頂いてありがとうございました! ポップギターズでは、ギターのメンテナンス、調整、リペア/カスタマイズなどなど承ります! メンテナンス、リペア、配線カスタマイズなどのお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ |
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