*ジャックのガリ/ノイズの応急処置

今回はエレキギターのジャックのガリ/ノイズについてです(^_^)

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エレキギターは、ある程度の期間使っているとボリュームやジャック、スイッチなどの電気部品が消耗したり、劣化したりして、アンプに繋いだ際にガリやノイズが出たりしますよね。。

このノイズは、ギターを大事に取り扱っていたとしても、よく使えば使うほど出やすくなってきちゃうんです。。

ボリュームやジャックなどの電気部品は、ガリ/ノイズなどの症状がでた場合、根本的な解決方法としては「交換」が基本なんですが、症状が軽い場合は応急処置で「しばらく」乗り切れたりします。※あくまでも応急ですので悪しからず。

ガリ/ノイズと言えば、結構気になるのが「ジャック」部分。
ここの具合が悪いとギターを動かすだけで、アンプから「ばりっ!」「ぼふっ!」などのびっくりするノイズが発生します。(これはスピーカーに良くないノイズらしいですよー)

このノイズの原因のほとんどは、ジャックとシールドのプラグの接触不良だと考えられます。

ちなみに、ジャック取り付けネジが緩んでしまっている場合は、しっかり締めておいて下さいね。
緩んだまま使ってると断線して、めんどうな事になってしまいますのでー

このジャック部の接触不良の発生箇所は、たいていの場合、ジャックとプラグのコールド側の接触部だと思われます。
もちろんホット側の接触不良の可能性もありますので、今回は両方に処置してみますねー。


上の画像に処置部分を記しておりますので、ご確認下さい。

ホット側は端子の先端部分、コールド側はネジの内側と言うか筒の部分です。

まずはジャックの接触部を目視して極端にサビていないか、見るからに接触部が歪んでいないかなど確認し、問題がなさそうなら処置に入ります。
当然ですが、目で見て明らかに傷んでいる場合は、交換した方が良いと思いますので(^_^;


処置の準備としまして、画像の様に綿棒にCRCをしみ込ませます。
この綿棒でジャックのコールド側接触部(及びホット側端子部)にCRCを塗布し、綿棒の反対側(要するにCRCをしみ込ませていない側)で軽く吹き上げると言う訳です。


ギターのジャックプレートのネジを外し、CRCを塗布しやすくし・・・


ジャックのコールド側接触部分にCRCをしみ込ませた綿棒で全面にCRCを塗布し、綿棒の反対側で拭き上げます。


ホット側接触部分にも綿棒でCRCを塗布、その後、綿棒の反対側で拭き上げます。

この時に、シールドのプラグにも同じ様にCRCを塗布すると効果倍増ですね。

肝心のプラグがピンボケになってしまいましたね。。


ホット部、コールド部共にCRCを塗布&吹き上げします。

最初にも書きましたが、バリ/ノイズが出る原因は、コールド側の接触部のサビや汚れの場合が多いので、ここは重点的にコスコスっと処置しましょう↓↓↓

今回は、CRCでジャック部の接点復活の処置を行ってみましたが、最初に書きました様にあくまでも応急処置なので、またノイズがすぐに復活したり、症状が改善しないって場合は、ジャックを交換しましょうねー。

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今回は、以上です!

最後まで読んで頂いてありがとうございました(^_^)

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