ハムバッカーなのにシングルコイルの音も出せる「コイルタップ」

*コイルタップ(スプリット)*

今回は、ハムバッカーピックアップのコイルのタップ(スプリット)についてです。

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・「コイルタップ」とは、、、
簡単に言うと、ハムバッカーの2つあるコイルの内1つだけを使う事で、シングルコイル系の音を出す接続方法。

ちなみに本来は「タップ」ではなく「スプリット」が正しい呼び方で、「タップ」は2重巻きのシングルコイルなど、途中から配線を出して、抵抗値や出力を半減させたりする接続方法の事らしいです。

意味合いは似てますが、日本語になる時にゴチャッとなっちゃったんでしょうね。

エレキギターのピックアップの歴史を簡単に遡りますと、最初に登場したのは、確か「シングルコイル」で間違いないと思いますが「シングルコイル」は、構造的にハムノイズ(ジーって言うノイズ)を拾ってしまうので、そのハムノイズを解消するために2つのコイルを組み合わせて誕生したのが「ハムバッカー」なんですね。

しかし「ハムバッカー」と「シングルコイル」の音はそれぞれ一長一短の個性があって、現在でも両方が共存しています。
と言うか、エレキギターのピックアップシステムは、基本的に60年くらいほぼ進化してないんですね(^_^;
こう言うところもギターの面白いところなのかも知れませんね。。

話がそれましたが、今回のコイルタップ(スプリット)は、最初に書きました様に「ハムバッカー」で、個性の違う「シングルコイル」の音を出してしまうと言う接続方法です。

ポップギターズの配線済みアッセンブリでは、シングルコイルを「シリーズ接続」して音を太くするモノがありますが、ハムバッカーをタップ(スプリット)するのは、その逆で、ファットなハムバッカーサウンドをシャープなシングルコイルにするって訳ですね(^_^)

コイルタップ(スプリット)スイッチの配線は以下の図のようになります。

※ピックアップによっては、コイルタップ(スプリット)出来ない仕様のものもあります。
どの線がどのコイルの配線かなどメーカーの説明書などをご確認下さい。

コイルタップ出来る仕様のピックアップの場合、3P ON-ONのミニトグルスイッチがあればタップ(スプリット)回路が作れます。

ハムバッカーにはコイルが2つありますので、任意でどちらのコイルを生かすかを決められます。

まずは、図のコイルAを生かす方法

ハムバッカーの時は・・・

コイルAのホットからコールドへ、その後スイッチを通って、コイルBのホットに入り、コイルBのコールドからアースへ落ちます。

コイルタップ(スプリット)すると・・・

コイルAのホットからコールドへ、その後スイッチを通って、コイルBにはいかずにアースへ落ちます。
要するにコイルAだけが鳴ると言う訳ですね。

続きまして、図のコイルBを生かす方法

ハムバッカーの時は・・・

コイルAのホットからコールドへ、その後スイッチにはいかず、コイルBのホットに入り、コイルBのコールドからアースへ落ちます。

コイルタップ(スプリット)すると・・・

コイルAはスルーされて、いきなりコイルBのホットからコールドへ、入ってアースへ落ちます。
要するにコイルBだけが鳴ると言う事になります。

これらの接続方法を組み合わせれば、ハムバッカーの外側のコイルを生かす接続や内側を生かす接続など、アイディア次第で夢は広がりますね〜(^_^)

ピックアップの仕様によっては、2つのコイルが全く同じ物ではなく、あえて巻き数などを変えてデザインされている物がありますので、コイルAとコイルBで出てくる音が違うって事もあって、面白いかも知れませんね〜。

ここまでは、タップ(スプリット)するのにスイッチを使ってやって参りましたが、ポットを使ってコイルのブレンド量を任意に調整しながらタップ(スプリット)する、接続方法もおまけでシェアしたいと思います。

この接続方法ですと、単純にシングルコイルの音とハムバッカーの音と言う2種類の音ではなく、調整次第であなた好みの音が見つけられるかも知れないですね。

この回路は通常のポットでも大丈夫ですが、トゥルーバイパスポットがおすすめです。
トゥルバイパス/ブレンダーポットのページ

では、今回はここまでです。
ありがとうございました(^_^)

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