弦の張り方(止め方?)色々 パート2 |
弦の交換方法はギターの種類によって少しずつ違いますが、今回は、交換というよりも弦の止め方というか、弦を巻き付けるペグポスト部分のお話のパート2です。 ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。 では前回の続き。 |
*横穴タイプ スタンダード ポスト 前回はセーフティーポストの弦の巻き方の基本を書いてみましたが、 今回は、最もよく見かけるかも知れない横穴タイプのスタンダードなポストの弦の巻き方です。 このポストの場合、弦の巻き方だけでも色んな流儀があると思いますがw、全部は書ききれませんし、知らないので、、、今回は 1、ノーマルな巻き方 の2パターンをシェアしたいと思います。 |
では、参りましょう。 「1、ノーマルな巻き方」です |
横穴タイプのペグポストとは、この画像のようなタイプです。 要するに弦を巻き付ける軸(ポスト)の側面に弦を通す穴が空いているタイプですね。 今回は5弦を張ってみますね。 弦を張る前にポストの穴の位置をネックと真っ直ぐになるように調整するとスムーズに弦が通るので良いと思います。 |
*弦を通して長さなど確認 |
巻き付ける弦の長さの目安が決まったら90°に折り曲げてそこから巻きはじめるといいと思います。 |
*弦は美しく巻き付けましょう 巻き始めた弦は、通した弦の上側を一度だけ通して、後は弦の下へ下へと巻き付けていきます。 |
一度弦の上側を通すことで、弦同士がお互いに固定しあって、緩みにくくなるみたいですよ〜 |
しっかり巻けたら、適当なところでカットします。 ここまでで、ノーマルな巻き方はおしまいです。 どの巻き方でも同じですが、弦を交換してすぐは、弦が伸びてないと言うか、巻き付けている部分のゆるみがあり、チューニングが安定しませんので、軽く弦を引っ張ってゆるみが少なくなるようにすると良いと思います。 続きまして、 |
この場合も、まずはペグポストの弦を通す穴をネックに真っ直ぐに調整して、弦を通しやすくしておきます。 そして弦を穴に通します。 |
弦をポストの穴に通したら巻き付ける弦の長さに目安をつけて・・・ |
90°に折り曲げます。 そして、ここからがこの巻き方のポイントなんですが・・・ 以下、ヘッドの真上から見た写真で説明します。 |
折り曲げた弦を画像の様に高音弦側へ回してボディ側に曲げます。 4、5、6弦は上の写真のように1、2、3弦側から回していきます。 |
そして、ポストの穴に通している弦の下側を通して・・・ |
その弦にぐいっと巻き付けるような感じで上側に曲げます。 |
するとこんな感じになります。(横から見た図) イチローが打席に立つ前にストレッチしてるみたいな感じと言えば良いのでしょうかw?? 弦で弦をぐっと持っているような感じですね〜 |
その状態のまま、ペグで弦を巻き上げていきますと、上の写真の様になりまして・・・ |
そのまま巻き続けますと、この様になります。 ペグで弦を巻き付ける際に、「イチローばりに、ぐっとストレッチさせた弦」が緩んでしまわない様に適度に引っ張りながら作業して下さい。 |
巻き付けられたら、適度な部分でカットします。 |
完了〜 この方法で弦を巻きますと、ノーマルな巻き方よりも、より強固に「弦で弦をロックする」ことになり、チューニングも安定するんではないかと言われています。(言われてるのかな?僕が個人的にそう思っていると言うことですw) ご興味あれば、お試し下さいませ〜。 ポップギターズおすすめのGOTOHペグは以下のページに紹介していますので、是非、覗いていって下さいね〜 ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。 |
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