【ポップギターズのリペア/カスタム事例ご紹介】 レスポールタイプギターのナット交換

今回は、LPタイプギターのナット交換事例のご紹介です(^_^)

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今回はギターの最も重要な部分の一つ「ナット」の交換をご紹介します(^_^)

ギターは今のスタイルが出来上がった(約50年以上前の)スタイルのまま、基本的な部分はほとんど変わらず現在まで存続しているとてもユニークな存在と言っても過言ではないのではないでしょうか!!
過言でしょうか??

ま、過言か過言でないかはどうでも良いのですが(^_^;

ご存知の方も多いと思いますが、ギターのナットは未だに手作業で仕上げないと交換出来ません。
グラフテックなど、形成されたものもありますが、交換用の基盤のように「カチッ」っと簡単に交換できるようなものではないんですよねー
個人的には、このアナログ感がギターの良いところと言うか、好きなところではありますが。。

そんな僕の面倒な話は置いておいて・・・

ナット交換についてご紹介します。
古くなったナット
↑このLPタイプのギターは20年ほど前に作られたものですが、ナットは製造時のままだと思われます。

古くなっているとは言え、ナット自体に問題なかったのですが、フレットの交換も同時に行ったので、ナットも交換となりました。
古いナットを外した図
ナットは接着剤で固定されているので、軽く衝撃を与えて慎重に取り外します。

元のナットを元に新しいナットを調整します
取り外したナットをお手本にしながら新しいナットを形成していきます。

ナットをサイズを調整中
大体、厚みも同じになってきました。

ナット形成完了
ナットの溝にジャストフィットに調整出来ました!

で、溝切りの作業の写真を撮り忘れてしまったのですが(^_^;溝の間隔を確認して専用の工具で弦の太さに合わせて溝を掘ります。

弦の幅はもちろんですが、溝の角度など色んな部分を確認&調整しながら仕上げます。

ナット交換完了
そして、こちらが出来上がり図です。
溝の調整が終わったら、ナットの表面を研磨して美しく仕上げます。

たまにナットは自分で作れる!的なブログなどを見かけたりしますが、ナットはギターの音色やチューニングにとって重大な影響を及ぼします。

個人で「やってみる!」と言う姿勢は、個人的にすごく好きだし、大賛成なんですが、ナットの製作はかなり経験値が必要になる作業だと思いますので、大切なギターの場合は、信頼できるリペアマンに任せることをオススメします。

と言うわけで、ナット交換の作業内容のご紹介でした。

最後まで読んで頂いてありがとうございました(^_^)

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