今回は、ピックガード製作事例をご紹介したいと思います(^_^)
ある日、ラリーカールトン が使っているレスポール スペシャルのピックガードは作れますでしょうか?と言う内容(もっと詳しい内容でした)のお問い合わせを頂きました。
ラリーカールトン のレスポールスペシャル??って感じでピンとこなかったのですが、
「ラリーカールトン レスポール スペシャル」
でググりましたところ、以下の画像が現れました!
おっと!これは、まさにラリーカールトンさんの持ったレスポールスペシャル!でもピックガードの形状が違う!
ラリーカールトン さんと言えば、セミアコのイメージですが、レスポール スペシャルも使ってたんですね!
なるほど、このピックガードですね。
これは元になるピックガードがないので、テンプレートを作ってからカットすることになりますので、ご希望のピックガードの原寸大の図を書いていただければお作りできます!って事で、お返事致しまして。
元になるピックガードのネジ穴を流用したいので、元々のピックガードも送って頂きまして、一部分を修正と言うか、新たに作ると言う感じでテンプレートを作らせて頂きました。
そして、まずは結論ですが、完成写真↓です!
ジャジャーン!!
画像の右側は、元のピックガード、左側がお客様のご希望の様に長めに延長した形状になっております。
元々のピックガードはこれ↑です。
お預かりしたレスポール スペシャル用のピックガード。
送って頂いた原寸大の図の写真を撮り忘れてしまいましたが、図と各部のポイントもしっかりご記入頂いたので、製作しやすかったです。
通常のレスポール スペシャルと違いピックアップとピックアップの間の部分が長いのですが、さらに幅?も少し狭くなっています。
その幅をご希望に基づいて成形しまして、テンプレート↑を作って見ました。
ピックガード素材は「ブラック5プライ」をご希望でしたので、「ブラック5プライ」でお作りしました。
重ねてみるとピックアップとピックアップの間の幅の違いがご確認頂けますね(^_^)
これで、ライブ映像の画像のようにリアピックアップ側のピックガードの隙間が再現できると思います。
製作途中の写真を撮っていなかったのですが、工程としましては、
元になるピックガードとご希望の図面を元にテンプレートをお作りする。
↓
テンプレートの微調整を行う
↓
ご希望のピックガード素材でカットを行う。
となります。
こうやって書き出すと簡単な印象になりますが(^_^;
細かな形状の修正など意外と時間がかかる作業なんですよー。
そんな訳で、オリジナル形状のピックガードの製作も喜んで承りますので、お気軽にご相談くださーい(^_^)
ありがとうございました。