テレキャスターのアースを忘れてました。。

先日、お客様ご愛用のテレキャスターにMojotone Knockout Telecasterピックアップの取り付けリペアをご依頼頂きました。

無事に取り付け完了!し、お客様のところへ返送させてもらったのですが、この週末にお客様からメールが届きました。

その内容は「音は気に入りました!が、ノイズが増えたように思います。アースがとれていないような・・・」

「はっ!」(心の声)

情けない事に、そのメールを頂いてから、気が付きました。

結論から言いますと、そのお客様がご指摘頂いた通り、弦アースが繋がっていない状態でお返ししてしまったんです。。

お預かりしたギターには、元々、リアピックアップの裏面に金属プレートの付いたいわゆるビンテージスタイルのピックアップが搭載されておりました。

テレキャスターの場合、弦のアースは、リアピックアップの裏面の金属プレートを通じて、回路に繋がっています。(別に配線がある物もあります)

そして、今回、新たに取り付けたピックアップは、裏面にプレートの無いタイプだったので、本来ですとアースの配線を追加しないといけなかったんです。

しかし、そのアース線の追加を完全に忘れていました。。

当店にてもう一度お預かりしまして、アース線の追加をさせて頂くか、相談中です。。

お客様がご自身で出来そうならやってみたいと言って下さってますので、アース線の解説を急遽作りまして、送らせて頂きました。

もしテレキャスターのリアピックアップを交換する際には、弦アースの有無の確認をくれぐれもお忘れなく。(自分に言ってる)アース追加その1 アース追加その2

参考に解説図をアップしてみます。
お客様には本当にご迷惑をかけてしまって申し訳ございませんでした。

あ〜、自分のドジ加減にため息でますね。。

自他ともに認める『ドジ男』ですが、気を引き締めて参りますので、お許し下さいm(__)m

ところで、今回、搭載させてもらった、Mojotone Knockout Telecasterピックアップですが、テレキャスターのピックアップサイズに「P-90」的サウンドをミックスさせたもので、一音一音の分離がよく深みがあるとてもナイスなピックアップです。

テレキャスターオーナーで、セミアコの様な奥行きのあるトーンを求めている方におすすめです。
http://www.pop-guitars.com/shop/index.php?main_page=advanced_search_result&search_in_description=1&keyword=Mojotone+Knock+out+Tele