*ジャズベースをいさぎよくハムバッカーにして力強い音で使う方法

*ジャズベースをいさぎよくハムバッカーにして力強い音で使う方法

今回は、お客様から頂いたアッセンブリのリクエストについてです(^_^)

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以前、ポップギターズの配線済みアセンブリをご購入頂いたお客様のIさんから、オリジナルのアッセンブリ作成のご相談を頂きました。

Iさんは、ロックなバンドをスタートさせるとの事で、ジャズベースでパワフルな音が出せるシリーズ接続のアッセンブリをご希望でした。
しかも、パラレルとシリーズを切替えして使うのではなく、シンプルに「常時シリーズ接続」のいわば、プレべ風ジャズベースを作りたいとリクエストを頂いたんです。

しかし、それと同時にお友達から少し心配な事を聞いていたので教えて欲しいとご相談も頂きましたので、シェアさせて頂きます。
お友達、曰く「ジャズベースをシリーズ接続にして、ベースのボリュームを上げると音が妙な歪みになる」との事。
今回のアッセンブリで同じ様な事にならないでしょうか?とご心配されてらっしゃいました。

お友達のベースの状態やアンプのセッティング、その他の環境を詳しく伺わないと確実な事はお答え出来ないのですが、ジャズベースをシリーズ接続で出力する事で、無条件で音が歪んでしまうと言う事はありません。(確かにノーマルのジャズベースよりパワーアップしますが、そこまで極端にパワーアップする訳ではありませんので・・・)

ノーマルのジャズベースで音作りしている段階で、クランチ気味のセッティングだったとしますと、シリーズ接続に切り替える事で、出力がアップして、オーバードライブな感じになると言う事は十分に考えられます。
しかし、無条件に歪むという訳ではありません。

出力される音は、ノーマルのジャズベースよりも力強く、出力も高くなります。
しかし、プレべのようにゴツゴツした感じではなく、ジャズベースのプリッとしたニュアンスがある音になると思いますよ。

など、何度かやり取りをさせて頂いた後、正式にご注文頂きました。

そんな訳で、今回はジャズベースをシンプルにハムバッカーをして使う場合の回路の解説です(^_^)

まず、ノーマルのジャズベースの回路はこんな感じ。

今回は、ネックピックアップとブリッジピックアップをシリーズ(直列)接続にし、1ボリューム、1トーンにまとめますので、回路図はこんな感じになります。


ブリッジピックアップ(ホット線)とネックピックアップ(コールド線)を結線し一つのピックアップ(ハムバッカー)として、回路に接続すると言うわけなんです。
※ブリッジピックアップ(ホット線)とネックピックアップ(コールド線)の結線ヶ所は、収縮チューブなどで絶縁する事をお忘れなく。

ノーマルのジャズベースよりもシンプルな回路かも知れないですね。

この接続方法にする事でジャズベースなのに、プレべのようなパワフルなハムバッカーサウンドが出せるようになりますよ。
シンプルで潔いあなたにおすすめなカスタムかもですね〜

この記事を見て、「配線のカスタムって面白そうだな〜」って思ってくれたら、僕の言葉があなたに届いた、つまり僕の仕事は成功したってことなのでめちゃ嬉しいです。(^_^)

ジャズベース用の配線済みアッセンブリはこちらで販売中!

今回は以上です。
ありがとうございました!

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