『ジャズマスターは好きですかー』※KJ風

そんな大好きなジャズマスターですが、実は「？」と思うところがあるんです。
あなたにもありませんか〜？

１、プリセットスイッチとプリセット・ボリューム／トーンの使い道

２、本当にジャズ用にデザインされたのか？

３、こんなにもカッコいいのに、なんでストラトやテレキャスのようにスタンダードな位置にいないのか？

正解は！
１番の「プリセットスイッチとプリセット・ボリューム／トーンの使い道」が正解でした。
（実はどれも間違いではないんですが、、、）


↑これがそのプリセットスイッチ＆ボリュームだ。

「プリセットスイッチとプリセットのボリュームとトーン」って、どうやって使うのが正解なんですか？？
どうすれば、一番その機能を活かした使い方が出来るんですか？？

これは、ずーーーっと考えるともなく、考えていたんですが、未だ答え見つからず。。

そこで！この度


を発足致しました！
この場で、僕の中のジャズマスターのプリセットスイッチの使い道問題の決着を付けたいと思いますw。

で、早速考えてみました。

活用案１
「プリセットスイッチをシリーズ/パラレルの切り替えスイッチにする」
これは以下の図のようにつなげば可能です。
が、そうするとプリセットのボリュームポット×２を使わないので「もったいない」
と言うか、何と言うか・・・全力を出し切れていないような。。
悪くないんですけどね〜

活用案２
「プッシュ/プルのスイッチポットを使ってシリーズ/パラレルの切り替えを行う」
これは配線も短くなりそうだし、いいかも！！
しかし、そうするとプリセットのスイッチやボリュームポットは？どうする？そのままかっ！？

それだと、シリーズ/パラレルの切り替えスイッチを増設しただけやし。。

で、思いつきました！
「ベースカットコントロール（BCコントロール）」を追加しよう！
普通のトーンコントロールって高音がカットされますが、その逆に低音をカットして軽快な音にするトーン回路。
これが「ベースカットコントロール（BCコントロール）」です。

これをつけよう！！決定。
シリーズ接続でぶっとくなったサウンドに、このBCコントロール！
うん！これは使えそうだぞ〜（＾＿＾）

これで、残るのはプリセットのスイッチとボリュームポット×１の活用方法。
どうしようかなー。

・・・・・・（ポクポクポクポク、チーン！※一休さん）

しばらく考えまして思いつきました。

もう一個のポットは単純にボリュームとして使うことにしてみました。

そうしますと、このボリュームを１０（つまりボリュームはスルー）で使っておいて、スイッチ切り替えでプリセットしておいたベースカットの音を使ったり、その逆に、ベースカットコントロールを１０（つまりトーンはスルー）で使っておいて、スイッチ切り替えで、プリセットしておいたボリュームにする使い方が可能になります。
この時、ボリュームを「０」にしておけば、スタンバイスイッチの要領でも使えますし、スイッチング奏法なんかも出来ちゃいます！
要するにどちらの設定をプリセットにするか任意で選べると言う一石二鳥な回路になります。
うーん、これはいいかも！

で、実際に組んでみました！

・・・とは言っても見た目は変わりません。
通常、ジャズマスターには「１MΩ」のボリュームポットが使われていますが、今回は、５００kΩのポットにして、全体的なトーンを中音域にフォーカスしてみました。

このアレンジとBCコントロール、そしてシリーズ接続のファットなトーンを組み合わせると、通常のサウンド＋シリーズ接続のサウンド、ベースカットのサウンドが出せて、スイッチング奏法も出来る！なかなか守備範囲の広いグレートでオールマイティなジャズマスターになるんではないでしょうか！？

配線は以下の通りです。

近々、配線済みアッセンブリのラインナップに追加予定で〜す。

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