月別アーカイブ: 2018年4月

*現行レスポールSTD風のコントロール回路

今回は、現行のGibsonレスポールのコントロールと同じ配線カスタムのご紹介です。(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
http://www.pop-guitars.com/shop/

先日、

「現行のレスポールスタンダードのアッセンブリ(基板に組み込まれたもの)を手に入れたのですが、これに〇〇(ブランド名)の4芯のピックアップを取り付け出来ますか?」

と問い合わせを頂きました。
この現行のレスポールの基板に組み込まれたアッセンブリは、少し曲者で、ピックアップやスイッチ類の取り付けが、従来のハンダではなく「コネクタ」で簡単に脱着が出来るようになっているんです。
これは、もちろん良かれと思っての仕様なんですが、他社製品やコネクタ仕様になっていないピックアップなんかを取り付けるとなると、ちょっと大変。。
専用のコネクターを使うか、基板を改造するか、で接続することは可能になります。。

・・・なんですが、今回は、そのお話ではなく、現行のレスポールのコントロールについてのお話です(^_^)
レスポールのコントロールは、基本的に

「ネックPUボリューム」
「ブリッジPUボリューム」
「ネックPUトーン」
「ブリッジPUトーン」

の4つのポットによるコントロールになっています。

しかし!現行のレスポールには、この基本のコントロールに追加して

「ネックPUのコイルタップスイッチ」
「ブリッジPUのコイルタップスイッチ」
「フェイズ切り替えスイッチ」
「ブリッジPUのダイレクト出力スイッチ」

が、装備されています。
これらのスイッチは、各ボリューム/トーンのポットがスイッチポットになっておりまして、ノブを引き上げる事で切り替えが出来るようになっているんですよー
図にしますとこんな感じ。
現行のレスポールコントロール図

それぞれの機能に関しましては、このブログで今までにも紹介しておりますが、ここではそれらを組み合わせて現行のレスポール風のコントロールにしていきたいと思います(^_^)

まずは「タップスイッチ」
タップと言うのは、ハムバッカーの2つあるコイルの1つだけ使うようにする事です。(「コイルスプリット」とも言う)
シングルコイル的なサウンドが出せるようになるカスタムです。
ハムバッカーのどちら側のコイルを使うかで接続方法が違うので、今回は、2パターンご紹介します。
コイルタップ回路パターン1
パターン1は、コイル1側を活かす方法。
コイルタップ回路パターン2
パターン2は、コイル2側を活かすパターン。
今回は、パターン1をネックピックアップ側に、パターン2をブリッジピックアップ側に設置する事にします。

次に「フェイズ切り替えスイッチ」
フェイズイン/アウトは、2つのピックアップを組み合わせた際に作り出せます。
つまりフェイズ切り替えのスイッチは、2つのピックアップのうちどちらか一つに設置すれば効果を発揮ましす。
フェイズ切り替えスイッチ
ピックアップからの出力を上の図の+とーの端子に接続します。
これで瞬時にホットとコールドを切り替える事が出来るようになります。
今回は、このフェイズ切り替えスイッチをネックピックアップ側に設置します。

そして最後に「ダイレクトスイッチ」。
ダイレクトスイッチは、スイッチ単体で見ても分かりにくいので、必要最低限(ブリッジピックアップ側のみ)の回路を書いております。
ブリッジPUダイレクトスイッチ
この図のように接続するとノーマル時の出力とブリッジピックアップのみのダイレクトな出力とを瞬時に切り替えが可能になります。
これらの機能を全て組み込みますと・・・
現行レスポール風の回路
こうなります!
各ピックアップのコイルタップスイッチ、ネックピックアップのフェイズ切り替えスイッチ、ブリッジピックアップのダイレクトスイッチ、をぎっしり詰め込んだ大盛り状態。

そんな現行レスポール風の配線カスタムのご紹介でした。

今回は以上です!

ポップギターズは、あなただけのスペシャルなギター作りの為に、お役に立てる!・・・かも知れませんのでw、お気軽にご相談くださいねー(^_^)

ご覧頂きましてありがとうございました!

ポップギターズでは、あなたのギターのメンテナンス、調整、リペア/カスタマイズなどなど承ります!
ご相談はお気軽にどうぞ。
問い合わせフォーム

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^)

あなたが知りたいギターリペアに関する情報はなんですか?

*2つの「シリーズ/パラレル」切り替えスイッチ

今回は、2ハムバッカーのギターに使える!?配線カスタムのご紹介です。(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
http://www.pop-guitars.com/shop/

アッセンブリの特注をいくつかいただく中でお客様からジミー・ペイジモデル仕様のアッセンブリのご依頼を頂きました。
そのジミー・ペイジモデルのコントロールに

「各ピックアップ毎のシリーズ/パラレルの切り替え」スイッチ

「ブリッジPUとネックPUのシリーズ/パラレルの切り替え」スイッチ

があるのは、どう違うのか?とご質問を頂きましたので、今回はその違いを図示して見たいと思います。

「シリーズ」「パラレル」ってなに?って言いますと、、、

「2つのコイルの接続方法」

の事なんですが、「シリーズ」は「直列」、「パラレル」は「並列」の事で、
「シリーズ」は、2つのコイルが回路の中で連続して接続されたもの。
「パラレル」は、2つのコイルが回路の中で並列に接続されたもの。
になります。

接続の違いで音色が変わるのですが、簡単に言いますと
「シリーズ」は、中低音が力強い傾向、逆に高音は出にくい。
「パラレル」は、中高音がよく出る傾向、シリーズほどの低音は出ない。
となります。

言葉では表現が難しいので、興味を持たれた場合は、実際にお試しいただくのがおすすめですが、極簡単に言うとこんな感じです。

今回ご紹介します2つの「シリーズ/パラレル」切り替えの1つ目は

「ピックアップ(ハムバッカー)のコイルの接続

そして、もう1つは、

ピックアップとピックアップの接続

の切り替えになります。

まず、ピックアップ(ハムバッカー)のシリーズ/パラレルの切り替えスイッチですが、4芯のハムバッカーを以下のようにミニトグル(6p on-on)などに接続する事で切り替えが可能になります。

シリーズ/パラレルの切り替えスイッチ

4芯のハムバッカーを上の図のように接続すると「シリーズ/パラレル」の切り替えが出来るんですねー(^_^)
一般的なハムバッカーは、シリーズ接続されているのですが、、、
シリーズの信号の流れ
(切り替えスイッチを)シリーズ接続にした場合、信号の流れは上の図のようになります。
簡単に言うと2つのコイルを信号が一筆書きで通っていける状態です。
パラレルの信号の流れ
そして、スイッチを切り替えますと、パラレル接続になります。
2つのコイルにそれぞれに信号が流れると言いますか、ストラトのハーフトーンなどのような感じと言えるかも知れませんねー。

この「シリーズ/パラレル」切り替えを各ピックアップに設置した上に、更にそれらの接続方法を「シリーズ/パラレル」と切り替える為のスイッチを設置すると・・・
2つのピックアップをシリーズ/パラレル
こうなります。

「シリーズ」「パラレル」の切り替えは、コイルが2つあれば出来るので、レスポールなどの2ハムのギターの場合、

1、各ピックアップの「コイル1」と「コイル2」の「シリーズ/パラレル」切り替え
2、「ネックPU」と「ブリッジPU」の「シリーズ/パラレル」切り替え

が、可能で、更にそれらを組み合わせて使う!なんてことも出来るんですねー(^_^)

例えば、「ネックPU」は「シリーズ」、「ブリッジPU」は「パラレル」、そしてそれらを「シリーズ」にする。なーんてことも出来るワケです。

どの組み合わせが、良い/悪いってのはないのですが、、、

音のバリエーションが増える!→表現の厚み大幅アップ!→可能性無限大!!

ま、無限大は言い過ぎですが(^_^;
今までにない表現も出来るようになる!かも。。

って言う2ハムバッカーギターの為の配線カスタムでした(^_^)

今回は以上です!

ポップギターズは、あなただけのスペシャルなギター作りの為に、お役に立てる!・・・かも知れませんのでw、お気軽にご相談くださいねー(^_^)

ご覧頂きましてありがとうございました!

ポップギターズでは、あなたのギターのメンテナンス、調整、リペア/カスタマイズなどなど承ります!
ご相談はお気軽にどうぞ。
問い合わせフォーム

*少しでもたくさんの人に見て頂きたいので、この記事が良いなと思ったら、Facebook、TwitterなどのSNSで、是非、シェアして下さいね!

追伸:インスタグラムやってます。是非、フォローし合いましょー(^_^)

あなたが知りたいギターリペアに関する情報はなんですか?