月別アーカイブ: 2017年9月

*ギター弦の巻き付け方について

今回は、リペアやカスタムではなく、弦をペグに巻き付ける方法についてです(^_^)

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「ペグ」とは、ギターのヘッド部にある弦を巻き付ける部分。

この「ペグ」は、ギターのチューニングを合わせる為のほぼ唯一の部品なので、実はすごく重要な部分なんです!

ここで質問です。
「ペグ」は、チューニングには関係しているけど、一見「音」に直結していないようなイメージありませんか?

「ペグ」は、メーカーからすると、ユーザーにあまり重要さをアピール出来ない(地味な!?)ポイントなので、残念な事にあまり良い物が使われていなかったりします。。

しかし悲しい事に、あまり良いペグでなくても、チューニング自体は出来ますし、音も出るので、知る人ぞ知るな地味だけど重要なパーツなんです。
で、当店でおすすめしているGOTOHのペグは、チューニングの安定度、精度だけでなく!音質も(もちろん良い方向へ)変化すると言われています。(営業活動!)

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でも、今回は、ペグの性能や役割の話ではなく、弦をペグに巻き付ける方法(要するに弦交換?)についてです(^_^)

ペグの弦を巻き付ける軸の部分を「ポスト」と呼んでいます。

このポストには弦を通す為の穴が空いています。
この穴に弦を通して巻き付けていくと言う訳です。

スタンダードなポストの形状には、大きく分けて2種類あります。

上の図の左側は「先割れタイプ」「スリットシャフト」「セーフティポスト」などと 呼ばれています。
上の図の右側は「横穴タイプ」とか「普通の・・・」とか、ですかねw
基本的には、この「横穴タイプ」ってのが、一般的で「先割れタイプ」ってのは、主にFenderやモズライトのギターに採用されていたりします。

この「ポスト」は、他にもロックタイプや高さを調整出来るものなど、特殊なものもありますが、今回は割愛し、スタンダードな2種類のものを解説しますね。

では、まず「横穴タイプ」

横穴タイプのポストは、上の図の様にポストの側面に軸を貫通する形で穴があいています。

この穴に弦を通してから

巻き付けるポストから3cm〜3.5cm程度、弦を戻しポストに巻き付けていきます。

弦は、ポストの穴から下へ下へ巻き付けていきます。
この時、上、下へ交差しないようにします。
これが、一番スタンダードな弦の巻き付け方なんですが、この横穴タイプにはいくつか巻き付け方があるので、あわせてご紹介します。

上の図の様に穴を通した弦の上側を一度通してから、後は下へ下へ巻いていくバージョン。
一度、カットした弦の上を通す事で、弦を締め付けていく事で、自ら弦を締めて安定するって言う巻き方です。

そして、もう一つ。
これはカットした弦を巻き付ける弦で、積極的に締め付けるイメージで、より強固に弦を巻き付ける事が出来る(出来そうな?)バージョンです。
ちょっと分かりにくいかも知れませんが、弦の先端をポストをぐるっと回して弦の巻き始めの下を通して、ポストと弦でロックする感じです。

次に「先割れタイプ」について。


先割れタイプのポストは、上の図のように軸の中心に穴があいています。
この穴に弦の先端を入れる事で、弦が指に刺さって思わぬ怪我をしないようにと言うデザインになっています。
(「安全なポスト」→「セーフティーポスト」って事ですねー)

この部分に(巻き付けるポストから3cm〜3.5cm程度を目安に)カットした弦の先端を収めてから

先割れ部分で弦を折り曲げ、ポストに巻き付けていきます。

先割れ部分で弦を折り曲げ、その後は、ポストの下へ下へと巻き付けていきます。
この時、弦が上へ下へ交差しないように美しく巻いていきます。

後は(どちらのポストも)同じ要領で各弦巻き付けていきます。

続きまして、ポストに弦を巻き付ける方向も書いときます。


上の図の様に向って左側にペグが並んでいる6連配列の場合は、時計と反対回り(逆の配列の場合は、時計回り)。
3+3配列の場合は、向って左側が時計と反対回り、向って右側が時計回り。
で、巻き付けます。
※一部のモデルでは、逆に巻き付けるものもあるみたいですので、ご注意下さい。

と言う事で、今回は弦の巻き付け方(巻き始めの部分)について書いてみました。

知ってる人にとっては、当たり前過ぎる事かも知れませんが、基本って以外と忘れてたりって事もあるので、少しでも参考にして頂けたら嬉しいです(^_^)

今回は、以上です。
ご覧頂きましてありがとうございました!

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*ジャズマスター、ジャガー用ブリッジ交換の模様

今回は、ポップギターズオリジナルブリッジ、ジャガー、ジャズマスター用のローラーサドルブリッジの交換の模様を動画でご紹介します(^_^)

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ジャズマスター、ジャガーのトラブルをかなりのレベルで解消するナイスなブリッジが、この「POPTUNE PTB500RP」です。
チューニングの安定度アップ、ピッキング時の弦落ち、ワケ分からんビビリ音、などなど、ジャガー、ジャズマスターに取り付いた(憑いた?)これらのトラブルを一気に払い(祓い?)のけるブリッジ!
このブリッジは、ジャズマスター、ジャガーに使えるかっこいいブリッジを作りたいって言う、僕のギターキッズだった頃から夢のパーツでもありますw

今回は、交換するときの模様を動画でご紹介します(^_^)

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*アメデラSTに装備されている「Passing Lane」と同じ機能を配線カスタムしてみます。

今回は、Fender アメリカン・デラックス ストラト(HSS)に搭載されている「Passing Lane」スイッチを再現する配線カスタムをご紹介します(^_^)

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「Passing Lane」とは・・・
「Passing Lane」スイッチをオンにすると、どんなセッティングになっていても、いきなりブリッジピックアップの音のみフルボリュームでダイレクトで出力されると言うなかなか強引な効果を発揮する機能らしいです。
※直訳すると「追い越し車線」

どんなスイッチかと言うと下の画像のようなスイッチです。
2ハムのギタープライベート仕様相関図
どのピックアップでも、どんなボリュームで演奏をしていても、「Passing Lane」をオンにすると、ブリッジピックアップのみの音がダイレクトで出力される訳です。

使い方によっては、メリハリのあるプレイが出来るのでしょう!(ダイレクトスイッチに似た感じですかね)

ともかく、今回は、その「Passing Lane」についての配線カスタムをご紹介します(^_^)

この「Passing Lane」の機能は、一般的なストラトに追加する形で取り付ける事が可能です。

基本的なストラトの配線は以下の図のようになっています。
ノーマルのストラト回路図
ここに「6P ON-ON」のスイッチを追加します。

「6P ON-ON」のスイッチはミニトグルやスイッチ付きポットでよく見かけるタイプです。

では、追加方法をみていきましょう。
ストラト回路に6P on-onスイッチ追加

アメデラと同じようにブリッジピックアップをダイレクトに出力するようにするには・・・
Passing Laneスイッチ接続
上の図の様にブリッジピックアップとアウトプットの間に「Passing Lane」スイッチを設置します。

「Passing Lane」スイッチがオフの場合は、以下の図の様な信号の流れになります。
ノーマル時の信号の流れ
ノーマルのストラトと同じ信号の流れですねー。

続きまして「Passing Lane」スイッチをオンにした場合は、以下の図の様な信号の流れになります。
Passing Lane時の信号の流れ
こうしますと、ボリュームもトーンもスイッチの位置も全部無視して、ブリッジピックアップ単体の音に切り替わります。
しかも、直でアウトプットされるので、回路を通らない分、劣化のないダイレクトサウンドが得られるってワケです。

今回、このスイッチは、ブリッジピックアップに作用するように設置していますが、ネックピックアップやセンターピックアップにも設置可能です。
ストラトだけでなく、テレキャスターや他のギターにも流用が可能な機能ですね(^_^)

「Passing lane」スイッチは、要するに特定のピックアップへの切替とフルボリュームへの切替が同時に行えるスイッチなので、ボリュームをうまく使ってプレイする方に有効な機能なのかも知れないです。
未熟な僕には、まだ使いこなせそうにありませんが・・・(^_^;

今回はここまでです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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*2ハムタイプギターのプライベート仕様の配線カスタム例

今回は、ブログをみて下さったお客様からの問い合わせについてシェアしたいと思います(^_^)

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「2ハムのピックアップのギターをこんな風にする事は可能でしょうか?」

と問い合わせを頂きまして

「スイッチをネック側にするとネックピックアップはコイルタップしたシングルでブリッジピックアップはフルのハムバッカー、スイッチがセンターの時は両方のピックアップともハム、スイッチをブリッジ側にするとネックピックアップはフルのハム、ブリッジピックアップはコイルタップしたシングルにしたい。」

との事。

なるほど。
ご希望のコントロールを図にしてみますと・・・
2ハムのギタープライベート仕様相関図
こう言う事ですね。

これは、ピックアップセレクトと言うよりも、両方のピックアップは常に鳴っている状態で、各ピックアップのコイルタップを切り替えると言う感じですね。

この切替は、ミニトグルスイッチの「6P ON-ON-ON」のものを使えば実現可能です。

「6P ON-ON-ON」のミニトグルスイッチと言うのは・・・

「6P」はスイッチの端子が6個あると言う意味で「ON-ON-ON」は切替ポイントが3カ所あるよと言う意味。
ポイントが3カ所で3カ所とも「ON」つまり導通があると言う仕様のスイッチです。
この「6P ON-ON-ON」スイッチは、接点の切替が少し特殊なんですが
LPタイプのギター
「6P ON-ON-ON」スイッチの端子の接点は上の図の様になっております。
この少しイレギュラーな感じを利用することで今回の配線も可能になります。

で「6P ON-ON-ON」のスイッチを利用した今回のご希望の配線図は以下のようになります。
2ハムプライベート配線_
仮に今回のご希望の回路を「2ハムのプライベート仕様」と呼ぶ事にします。

上の図の様に配線して、トグルスイッチを切り替えますと、以下の図のような回路が出来るんです。
まずはスイッチでネック側を選択した場合

2ハムプライベート配線_ネック側選択
太線の部分が活きまして、グレーになっているコイルが鳴ることになります。

続きまして、スイッチでセンターを選択した場合

2ハムプライベート配線_センター側選択
全てのコイルが活きまして、ハムバッカーが2個鳴ると言う事になります。

そして、スイッチでブリッジ側を選択しますと
2ハムプライベート配線_ブリッジ側選択
上の図の様な流れになります。

超プライベートな仕様になりますが、ミックスの音しか使わないんだけど、ニュアンスを変えるアレンジがしたいって場合、こんなカスタムもいいかも知れないですね(^_^)

最初に書きましたが、今回の配線カスタムを組み込みますと、コントロールは以下の図の様になります。
2ハムのギタープライベート仕様相関図
この配線カスタムですと、常にミックスの音が出ることになるのですが、各ピックアップ用に「ON/OFF」スイッチを増設すると各ピックアップ単体の音も出せるようになります。

「ON/OFF」スイッチについては、また次の機会にシェアしますねー(^_^)

今回は以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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