月別アーカイブ: 2016年8月

*2PUギター(LPタイプなど)のミックス時のブレンドを可能にする回路

今回は、LPタイプなどの2PUのギターのナイスなプチカスタムをシェアしたいと思います(^_^)

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*LPタイプなどの2PUのギターはミックス時にブレンド調整が出来ない!?
一般的なLPタイプやSGタイプなどの2PUのギターの場合、ミックスポジション(つまりトグルスイッチが真ん中の状態)でどちらかのPUのボリュームを「0」にするとギターの出力も「0」になってしまいます。

一方のボリュームを絞って行くだけで何故か、全部の音が消えてしまう。。
これはちょっと感覚的に使いにくい!!って思うのですが、いかがですか??

この「ミックス時のPUバランスが調整出来ない」問題(頭文字を取って「MPBC」問題と呼ばせて頂きますw)ですが、実は、案外簡単な方法で解決出来るんです!

そんな訳で、今回はそのMPBC問題を解決する配線プチカスタムのご紹介です。

では、配線図です。

これは一般的なLPタイプの配線図です。


そして、こちらはMPBC問題を解決した配線図

「えっ!?同じ??」

ぱっと見た感じ違いが分からないかも知れませんが・・・

元々の配線図との違いはボリュームポットへのイン/アウトの接続方法なんです。

ボリュームポット部を拡大してみますと
元々の回路では、ピックアップからの配線(イン)とトグルスイッチへの配線(アウト)はこうなっています。

そして、MPBC問題を解決した配線ではこうなっています。

この様にボリュームポットの端子への接続(イン/アウト)を逆にするだけで、ミックスポジションで、各ピックアップのボリュームバランスを任意で調整出来る様になるんですよ。

この配線方法は、実は、ジャズベースに採用されているのと同じで、PU側の信号をアースに落とす事で各PU毎のボリュームを調整出来る様になると言う訳なんですー。

このプチカスタムは、音作りの幅も広がるし有効かなー?って思うのですが、どんなもんでしょうか?

ポップギターズでは、ギターのメンテナンス、調整、カスタマイズなどなど承ります!
ご相談はお気軽にどうぞ。

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今回は以上です。
ありがとうございました!

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*ネックの調整【その2:ネックの状態確認と調整】

*ネックの調整【その2:ネックの状態確認と調整】

今回は、ギターのネック調整の続きです(^_^)

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*ネックの反りの状態を確認
前回はネック反りの種類についてでしたが、今回は、ネックの反りを確認する方法&調整についてです。

ネックの反りを確認する方法はいくつかあると思いますが、まずは、その一つ目。
当たり前かも知れませんが、目で見て確認。

上の画像の様にネックをヘッド側(又はブリッジ側)から見て、指板の側面のフレットの角部分が直線的に見えるかどうかを見ます。


又は

をみます。

上の画像の四角の部分です。
慣れるまでちょっと分かりにくいとは思いますが、弦の真っ直ぐさを目安にネックがどの程度反っているかを見ましょう。

もしネックが順反りになっている場合は、弦と指板が真ん中の辺りで広くなっています。

・順反り(じゅんぞり) ※参考画像

逆にネックが逆反りになっている場合は、弦と指板が真ん中の辺りで狭くなっています。

・逆反り(ぎゃくぞり) ※参考画像

他にも弦を張った状態で、1フレットと最終フレットを押さえて、弦とネックの隙間を見る方法もあります。
弦は真っ直ぐなので、弦を基準にしてネックの反りを見るという訳ですねー。
フレットを押さえて僅かに隙間があるのが良い状態。
隙間がないと逆反り、隙間が広いと順反りと判断が出来ます。

てな事で、ネックの状態が把握出来たら、
いよいよ調整してみましょう!

*トラスロッドでネックの反りを調整する
ネックの反りは、ネックに埋め込まれているトラスロッドで調整出来る様になっています。
ネックが順反りの場合は、トラスロッドを締めて調整します。

ネックが逆反りの場合は、トラスロッドを緩めて調整します。

そんな訳で、どの方法でも良いのですが、ネックの反りがどの程度かを把握して、どの位トラスロッドを回すのかを判断します。
しかし、トラスロッドをどの位回すと、ネックの反りがどの程度変化するかは、感覚的な部分もあり、慣れも必要ですので、何度もやってみて感覚をつかみましょう。

とりあえトラスロッドを回す角度を決めて少しずつやっていくのが良いと思います。

①目安としては、「45度」又は「90度」など決めた角度だけ回し
②ネックの反りを確認。
③良い状態になるまで①→②を繰り返す
④よい感じになったら、回す角度を小さくし微調整をして完了!

と言う感じになります。

*トラスロッド調整したけれど・・・
トラスロッドを使ってネックの反りを調整しても、決まった部分(フレット)だけ、音が詰まったり、音がビビってしまう。。って場合は、フレットの不具合が考えられます。

6弦側は真っ直ぐになったけど、1弦側は順反り・・・ってな事もあり得ます。

トラスロッドがもう締まらないところまで締めてしまったり、これ以上緩まないところまで緩めてしまった状態でもネックが真っ直ぐにならない。。

もしトラスロッドでネックの反りを調整したけど、これらの症状が出る場合、残念ながら「調整」では、直らない状態かも知れません。。

その場合は、ネック自体の修正や指板の研磨など、専門の工具や知識が必要な個人では難しいリペアの作業になります。

ですので、現状のネックを直して使いたい場合は、信頼の置けるリペアショップに相談しましょう!

他にも、ネックを新しいものに交換する!ってのも一つの選択肢かも知れないですね。

もちろんポップギターズでも相談受付中ですよ(^_^)

*トラスロッド(調整部)各種ご紹介
ストラトなどのネックが取り外し出来るギターの場合
・ネックエンド部・・・ネックを外さないと調整不可

・ヘッド部・・・ネックを外さずに調整可

LPなどのネックが取り外し出来ないギターの場合
・ヘッド部・・・たいていの場合カバーを外せば調整可

※まれにボディ側で調整出来るナイスなギターもあり

実際に会話する中でネックの調整を説明するのはそれほど難しいと思った事は無いのですが、文章にすると途端に難しくなりますね(^_^;
うまくお伝えする事が出来たかどうか心配ですが、参考にして頂けたら嬉しいです。

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*ネックの調整【その1:ネック反りの種類】

*ネックの調整【その1:ネック反りの種類】

今回は、ギターのネック調整などについてです(^_^)

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ギターのネックは、基本的に「木」で出来ています。
木で出来ているので、湿度/温度など外部の環境にも影響されますし、なんと言っても木で出来ているネックに金属製の弦を結構な張力で張っていますので、ネックが反る(そる)のは当然と言えば当然。。

しかし、通常、ネックにはトラスロッドと言う調整用の鉄の芯が埋め込まれてますので、もしネックが反ってしまったらトラスロッドで調整が出来る様になっています。

「調整」とは言っても、まずはネックの状態を把握しないとどう調整すればいいのか判断が出来ません。
ですので、今回はネックの現状を確認する方法をご紹介したいと思います。

ネックの状態を把握するには、ある程度の経験が必要だと思います。
しかし、決して「特別」なスキルではありませんので、確認方法といくつかのポイントを知っていれば個人でも行えると思います。
自分のギターを自分でメンテナンスする事で、弾きやすくなるし、愛着もアップしますし、いいことばっかりですね(^_^)

そんな訳で、まずはネックの現状を確認しましょう。

・・・と、その前にネックの反りとは?
ネックの反りと言いましても実は、色んなパターンがあります。
トラスロッドで調整が出来るものもあれば、トラスロッドで調整出来ない(涙)ってのもあります。

下の図は、ギターを横から見た図です。
とりあえず、
①理想的な状態はこの図のようにネックが真っ直ぐな状態です。(実際は、ほんのわずか順反り)

続きまして、

②順反り(じゅんぞり)

上の図のように、ネックが弦に引っ張られて反った状態
ちなみに順反りになるとどんな症状がでるかと言うと・・・

・弦高が高くなる
・オクターブチューニングが狂う

など

③逆反り(ぎゃくぞり)


上の図の様に、順反りとは逆に弦に引っ張られる方向とは逆に反った状態
ちなみに、ネックが逆反りすると・・・

・弦高が低くなる
・開放弦やローポジションを弾くとビビる

など

特に調整などおこなっていないのに、これらの症状が出る場合は、ネックが反っている(順反り/逆反り)のかも知れませんね。

この様に特に何も調整をしていないのに、弦高が変わった!などと言う場合は、ブリッジ側で調整を行っても、逆に調子が悪くなって、根本的な解決にならない可能性が高いです。
ですので、もし何も調整していないのにギターの調子が変わってしまった場合は、ネックの状態を確認してみるのが良いと思います。
※ちなみに原因がネック以外の場合でも同じ様な症状が出る場合もありますのでご注意下さい。

ネックが反る原因は、一言では言えませんが、先に書きました様に湿度/温度の変化やネックに使われている木の性質による場合もあります。

順反り、逆反り以外にも、順反りと逆反りが同時に発生して波うちの様になったり、トラスロッドの効かないハイポジションが浮いてくる、ねじれてしまって6弦側(又は1弦側)だけが反る、などなど、ネックの反りと一言で言っても実は奥が深かったりします。。

と言う事で続きは、また今度・・・

次回は、実際にネックの状態を確認する方法や調整方法をご紹介したいと思います(^_^)

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*ピックアップの高さ調整の基本

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今回は、以前にも紹介しましたが、エレキギターのピックアップの高さ調整の基本を改めてシェアしたいと思います(^_^)

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エレキギターのピックアップの調整方法ってどうすればいいのか??意外と情報がなくて分からなかったりしますよねー。
ポップギターズのブログでも、以前、書いたピックアップの高さ調整の記事をたくさん見て頂いているようなんです。
そこで、今回は、改めてピックアップの高さ調整の基本をご紹介します。

ピックアップの高さ調整・・・つまりピックアップと弦の距離は、実は、アンプから出力されるサウンドに大きく影響する重要なポイントなんです。
幸い、ピックアップの高さ調整は、ドライバーがあれば個人でも比較的簡単に出来ますので、もしご興味あればトライして見て下さいね。

今回、紹介しますピックアップの調整方法は、伝説のピックアップデザイナー、ビルローレンスが「あくまでも一般的な方法の一つ」としてシェアしていたものなんですが、エレキギターサウンドの要と言っても過言ではないと思いますので、ギターメンテナンスのお役に立てて頂けたら嬉しいです(^_^)

今回は、このギターのピックアップを調整していこうと思います。

先ほども書きましたが、これはあくまでも一般的な方法の一つなんですが・・・

まず、ブリッジピックアップの調整をします。

※ピックアップ調整の前に弦高などは、お好みの状態にセットしておきます。

ブリッジピックアップの1弦側を調整
1弦の最終フレットを押さえた状態で、ブリッジピックアップと弦の距離をおよそ『2ミリ弱』に合わせます。(10円玉の厚みより少し厚い感じ)

※写真では分かりにくいですが10円玉をピックアップと弦の間に置いています。
最終フレットを押さえた状態でこのくらいの隙間に調整します。

次に6弦側は、およそ『4ミリ弱』(10円玉×2枚くらいの厚み)に調整します。
6弦側を調整する際も6弦の最終フレットを押さえた状態で行います。

ここまでで、ブリッジピックアップの基本調整は終わりです。
もし、この時点で実際に音を出してみて出力が高いかな?と感じたらピックアップを下げて調整します。

ちなみにピックアップと弦の距離が2倍になると、出力は60%低下し、同時に低音が失われていきますので、注意が必要です。(との事です)

ブリッジピックアップの調整が終わったら、その出力に合わせる形で(音を出しながら)ネックピックアップの高さを調整します。


もちろんネックピックアップもこの方法を基本として、お好みで調整して頂いて問題ありません。
※センターのピックアップがあるギターの場合も同じ要領で調整をします。

ビルローレンス曰く、調整後のサウンドチェックは「ステージと同じ音量で」行うのがベストだそうです。。
とは言っても、普通、家ではあまり大きな音は出せないと思いますので、それなりの音でチェックしてみて下さいねー。

この調整方法は「一般的な方法」と書いてあるように、あくまでも基本的な調整方法の一つです。
これを基準として、自分の好みで調整してみて下さいませ(^_^)

ちなみに、ネックピックアップが弦に近過ぎますとピックアップの磁力が弦の振動に影響し、サスティンが極端に減ったり、音が波打ったように聞こえたりする場合があります。
弦が極端に古くても、サスティンがなくなったり、音が揺れたりしますが、そうでないのに変な音に揺れが出る場合は、ネックピックアップが原因かも知れませんよー。

当然ですが、ピックアップの調整を行う前に弦を新しいものに変えるのが良いと思います。

ちょっとした調整でギターの持つ本来の性能を引き出せるかも知れない調整方法のご紹介でした。

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