月別アーカイブ: 2016年2月

*ジャズベースのバランサー回路

*ジャズベースのバランサー回路

今回は、2つのピックアップのボリュームを1つのツマミで調整出来る「バランサー」を使ったジャズベース用の回路をシェアしたいと思います(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
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僕は、ベースの演奏方法については、あまり詳しく分かっていないのですが、(と言うか、ギターの演奏についても分かってませんが・・・(^_^;))ベースのスラップの音って、めちゃカッコいいですよね〜
スラップのベースと言うとアクティブ(電池を使う回路)ってのが定番かも知れませんが、パッシブ(電池を使わない回路)で硬派にスラップをキメるってのは、僕的にかなりカッコいいと思います。
バランサーを使って、各ピックアップの音量バランスを調整する事で、スラップ(チョッパー)奏法の時に、バキッとしたスラップ音とズドーンと響くベースの生音のそれぞれの良いところを際立たせたり出来るようになるんですね。

そんな訳で、今回はジャズベースのピックアップバランス調整が1つのツマミで出来る「バランサー」を組み込んだ回路について書いてみます。

通常のジャズベースは、下の図の様に、ネックピックアップ用ボリューム、ブリッジピックアップ用ボリューム、マスタートーンと言うコントロールになっています。

内部の配線はこうなります。

これをマスターボリューム、バランサー、マスタートーンの回路に変更して、ネック、ブリッジ各ピックアップの出力バランスが調整できて、更に全体の音量も調整できる!(もちろんトーンも使えます)と言うナイスなコントロールにしちゃいます。

バランサーのポットの配線方法については、以前にも書きましたが、簡単に説明しますと・・・

ブレンダーポットのページ

そもそもブレンダーポットと言うのは、(説明が難しいのですが)2つのポットが逆に重なる感じで縦に並んだもので、1本の軸で一度にその2つのポットを調整出来るようになっています。
ちょうど真ん中の位置でクリック(あたり)がついていて、そこから軸を回す事でいずれかのボリュームが小さくなっていくと言うものです。

で、このブレンダーポットを以下の図のように配線する事で・・・
(ブレンダーポットによっては配線方法が異なる場合がありますので、ポットに応じた配線をして下さい)

2つの入力を1つのポットで一度に調整ができるんですねー
ただこのバランサーポットだけでは、全体のボリュームを調整することが出来ないので、マスターボリュームをつないで、全体のボリュームを調整する訳です。

バランサーポットのあとにマスターボリュームをつなぐ事で、バランサーポットで調整した音量バランスのまま全体の音量を調整する事が出来る様になります。

そして、この回路にトーンボリュームをつなげると・・・

こうなります。

で、ジャズベースのコントロールプレートに収まるように、以下の図の様(マスターボリューム、バランサー、マスタートーン、アウトプットジャック)なレイアウトにしますと・・・

配線図はこうなります。

このバランサーを活用してスラップをキメればバキバキっと気持ちいい音が出せちゃうかも知れませんよ〜(^_^)

んな感じで、今回はジャズベースのバランサー回路を紹介しました。

この記事を見て、「配線のカスタムって面白そうだな〜」って思ってくれたら、僕の言葉があなたに届いた、つまり僕の仕事は成功したってことなのでめちゃ嬉しいです。(^_^)

今回は以上です。
ありがとうございました!

今回紹介しましたバランサーの回路を高品質のパーツを使ってハンドメイドで丁寧に組み込んだポップギターズの「JBタイプ配線済みアッセンブリ/バランサー仕様」はコチラで販売中です。
ええ音しまっせ〜(^_^)

あなたのご希望やギター/ベースに合わせたアッセンブリもお作りします。
気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい(^_^)
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ご使用頂いたお客様から驚きと喜びの声を頂いております(^_^)
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*LPタイプ(2ハム)ギターのコイルタップ

*LPタイプ(2ハム)ギターのコイルタップ

今回は、LPやSG、その他、ハムバッカー×2個搭載のギターに有効なコイルタップの方法についてシェアしたいと思います(^_^)

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僕のお気に入りのレスポールの音は、力強く、中低音の存在感があっていい感じ。
オーバードライブさせた時なんて自分が強くなった気分で弾いててとても気持ちいい!!

・・・でも、時々、暑苦しいと思う時がある。。

いつも力強いサウンドを出してくれるハムバッカー。
ありがとう!
君はとても頼りになる・・・でも、たまには力を抜いてもいいんだよ。

ってワケで、今回は、ハムバッカーのコイルタップの方法をシェアしたいと思います。

※コイルタップって言うのは、正確にはコイルスプリットと言って、ハムバッカーの2つのコイル(ハムバッカーは2つのコイルで出来ています)のうち1つだけを使って音を出す方法の事です。

基本的にハムバッカーは図の様な仕組みになっています。

メタルカバーなどで表面が覆われているものなどもありますが、ハムバッカーは基本的に2つのコイル(コイル1とコイル2)が図のように直列(シリーズ)に接続されています。

簡単に言いますと、これのコイル1(またはコイル2)だけを使うのがコイルタップです。

では、実際にどうすればいいのかと言いますと・・・

例えば、コイル1だけの音を出す場合、上の図の様にコイル1とコイル2を繋いでいる部分をアースに落とします。

するとコイル2は入り口も出口もアースに繋がっている状態になり、無効となります。
結果、コイル1だけが有効になると言う訳なんです。

で、このコイル1とコイル2を繋いでいる部分をアースに落とすための切替えスイッチ(コイルタップスイッチ)は6PON−ONのミニトグルスイッチなどで作る事が出来ます。

6PON−ONのスイッチの端子はこんな(上の図)感じ

この端子のひとつをアースに繋ぎます。

このように準備したスイッチに

上の図の端子にコイル1とコイル2の繋がっている線を接続します。
これでコイルタップスイッチ完成です。

6PON−ONのスイッチ1個でネックピックアップとブリッジピックアップ2つのピックアップを同時にコイルタップが可能です。
以下の図のように右側と左側で同じ様に配線します。

このコイルタップスイッチを使うと、ハムバッカーのコイルを2つとも使ったり、1つだけ使ったりの切替えが出来る様になるんです。
スイッチの動きを見てみますと・・・

上の図の様にスイッチがオフの時は、コイル1とコイル2が繋がっています。


スイッチがオンの時には、コイル1だけが有効になると言う訳なんです。

※ハムバッカーのコイルタップは、ピックアップから出ている配線が、4本(アース線も含めると5本)出ている必要があります。
ピックアップによっては、線が1本とその回りに網線になっているものや、線が2本だけのものなどがあります。
そのようなピックアップの場合、ピックアップ自体の改造が必要になりますので、ご注意下さい。

コイルタップしたサウンドは、いわゆるシングルコイルの音に近いので軽快なカッティングや抜けの良い高音域など、ギターを持ち変える事無く、ハムバッカーとはひと味違う音が楽しめると思いますよ。

LPタイプのギターを2ボリューム、1マスタートーン、1コイルタップスイッチにする場合の配線図はこんな感じになります。

この記事を見て、あなたが「ギターのカスタムって面白そうだな〜」って興味を持ってもらえたら、嬉しいです〜(^_^)

今回は以上です。
ありがとうございました!

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*ストラトサウンドのフル活用

*ストラトサウンドのフル活用

今回は、ポップギターズの配線済みアッセンブリの中でも人気の高いストラト用の「STタイプ配線済みアッセンブリ/T-SOUND」の回路を(かなり前の記事でも書きましたが)シェアしたいと思います(^_^)

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【注意!】この回路を使うとノーマルのストラトに戻れなくなる恐れがあります。

ST配線済みアッセンブリ/T-SOUNDをご愛用頂いてるユーザーさんからご使用後のコメントを頂いています。

Aさん(仮名)「この回路を使ったら、元のストラトにはもう、戻れません。(汗)」

Bさん(仮名)「自分のストラトは全てこの回路にしないと気が済みません。この回路無しのギター人生なんて考えられません。(汗)」

Aさん、Bさんのコメントからも分かる様に、この回路には中毒性があるようですので、ご使用にはご注意下さい。

・・・って言うのは冗談ですがw

本当にこの「T-SOUND」の回路は、すばらしく使えますので、ご利用頂いているユーザさんからもすごく好評価を頂いています。
僕も大好きな回路なんです(^_^)

で、どんな回路なのかって言うと、

1、まず、ストラトの見た目や音は、ほぼそのまま使えて
2、テレキャスター風(ネックPU+ブリッジPU)の音が出せるようになります!

そして

3、ノーマルのストラトでは出せない「ネックPU+ミドルPU+ブリッジPU」全部のピックアップの音の「フル出力」も可能!!

さらに、それだけでなく、

4、ブレンダーを使ってネックPU 又は ブリッジPUのブレンド量を調整出来ます。
このブレンダーを駆使すれば、サウンドバリエーションはまさに無限大!

つまり

・ストラトの音・・・・・・・・・・・OK!
・テレキャスター風の音・・・・・・・OK!
・3つのピックアップの同時出力・・・OK!
さらにブレンダーで、微妙なニュアンスの調整が可能

と言う回路なんです!!
ノーマルのストラトが、ブリッジ、ミドル、ネックの各単体の音と、ブリッジ+ミドル、ネック+ミドルのハーフトーンで、合計5種類の音、そして、T-SOUNDのテレキャスター風の音、3つのピックアップ同時出力の音の2種類の音を合わせると、7種類の音になります!
さらにブレンダーの調整であなた好みの音を探せます。
これはまさに「カメレオンサウンド」とでも言いましょうか!?
ストラトサウンドのフル活用って感じです。

聞いただけでも楽しそうでしょー??

では、回路図を見て行きましょう。

まずは、ノーマルなストラトの回路図はこんな感じ

ノーマルのストラトのコントロールは、1ボリューム、2トーン(ネックPU用とミドルPU用)ですが、T-SOUNDの回路では、ミドルPUのトーンボリュームをブレンダーとして使います。

トーンのコントロールは、元々ネックPUのトーンボリュームをマスタートーンとして使います。

では、T-SOUNDの回路図

こうなります。
この図のように配線するとコントロールは以下の図のようになります。

このT-SOUNDの回路は、新たなパーツを加えることなく元々のパーツを流用しても作る事が出来ます。
ちなみにポップギターズの配線済みアッセンブリのT-SOUNDでは、ブレンダー未使用時に完全に回路をカットするトゥルーバイパスポットを使って組み込んでいます。

トゥルーバイパス/ブレンダーポットのページ


ハンダや電気関係に強い方は、この回路を参考に自分でアッセンブリを組む事も可能だと思います。
でも、もしあなたが、この回路よさそーだけど、自分では作れそーにない!って場合は、ポップギターズの配線済みアッセンブリをご利用下さい。

ST配線済みアッセンブリ/T-SOUNDのページ

ポップギターズでは、世界最高クラスのパーツを使い、ハンドメイドで丁寧に組み込んだアッセンブリをご用意しております(^_^)
是非、ご利用下さい。

配線済みアッセンブリのページ

今回は以上です。
ありがとうございました!

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*クルーソンタイプペグ→ロトマチックタイプペグへの交換手順

*クルーソンタイプペグ→ロトマチックタイプペグ
への交換手順

今回は、前回に引き続きペグの交換手順をご紹介します(^_^)

ギター・ベース用パーツのポップギターズはコチラです。
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今回は、GOTOH SD90などのクルーソンタイプのペグをGOTOH SG301などのグローバータイプ(ロトマチック)のペグに交換します。

クルーソンタイプのペグが付いているギターにロトマチックタイプのペグを取り付ける場合、ペグ取り付け穴の径が合わないので、ペグ取り付け穴の「拡大加工」が必要になります。
取り付け穴の「拡大加工」は、「リーマー」を使います。
「リーマー」は、ホームセンターなどで、販売されています(1500円程度)
アマゾンでも変えますよ〜

では、手順を追って見ていきましょう〜(^_^)
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*参考資料*
ペグ交換ガイドのページはコチラです。
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元々の状態。
ペグは、GOTOH SD90が搭載されています。


元々は、ビンテージスタイル(クルーソンタイプ)のGOTOH SD90が搭載されています。

GOTOH SD90のページ

・ペグを外す為に弦を外します。

弦を緩めて・・・

はい。全部の弦を外しました。

弦を外したら、今度はギターを裏返しまして、

ペグを固定しているネジを外しますとペグを取り外せます。


全部のペグを外します。

ペグを全部外せました。

ペグが外せたら、またギターを表にして、今度は「ブッシュ」を外します。

「ブッシュ」とは、ペグポストの根本にある金属の筒状の部品です。
このブッシュは、ペグ取り付け穴に圧入(要するに差し込まれている)されているだけですので、裏面から押し出して取り外します。


この時、力を加えすぎたり、勢いよくやりますと、ヘッド面の塗装が割れてしまう恐れがありますので、慎重にやります。
同じ要領で、合計6個のブッシュを外します。

そして、今回取り付けるペグがコチラ

GOTOH SG301!
いわゆるグローバースタイルのペグで、ギヤ比1:18、スムーズな操作感と細かなチューニングがナイスで超おすすめなペグです。

GOTOH SG301のページ

今回の様にクルーソンタイプのペグから交換するなら、ペグ固定用ネジの位置関係などからも、このSG301がおすすめです。

先にも書きましたが、クルーソンタイプのペグからロトマチックタイプ(SG301など)のペグに交換する場合、ペグ取り付け穴の「拡大加工」が必要です。

一度、サイズの確認のため、現物で合わせてみます。
ペグ取り付け穴に収まるかな〜??

う〜ん。やっぱりギリギリ入りません(^_^;
ま、分かってましたが・・・

そんな訳で、ペグ取り付け穴の「拡大」です!
ペグ取り付け穴の「拡大加工」で活躍するのが、「リーマー」です。

これがリーマーです。

径を広げたい穴にリーマーを差し込んでまわす事で少しずつ削って広げていく事が出来ます。

ぐりぐりぐり

SG301のポスト根本付近の外径が10mmなので、収まる程度に削って行きます。

ペグがヘッド裏面にぴったり付くまで穴を広げます。

ちなみに穴を広げる前は、ペグが収まらずこんな感じです。

で、全部のペグ取り付け穴の拡大加工が終了。

削りすぎると大変ですので、穴拡大加工は、ペグ現物を合わせながら慎重に行います。


今回は、ペグ固定用ネジの位置がほぼ同じ位置にあるので、ネジ穴を流用します。
元のネジ穴との位置関係はこの写真のようになっています。

では、新しいペグを取り付けていきましょう!

ギターを表に向けて、ペグを裏から差し込んで、

ヘッド正面から取り付けナットで固定して行きます。


ペグ本体と取り付けナットを(この時点では)ペグが動かない程度に仮止めします。
ネジを取り付ける場合は、初めは手で締め込んで、うまくネジが噛み合っているのを確認してから工具で締め込みます。
初めから工具で力を加えるとネジをいためてしまう恐れがありますので注意が必要です。

で、全部のペグを仮付け出来たら

ギターを裏返して、ペグを固定していきます。

今回は、元のネジ穴がほぼ同じ位置にあるので、流用して固定していきます。

もしも、このネジ穴の大きさが、付属のネジのサイズと合っていない場合は、ネジ穴の調整を行います。
ネジ穴が小さい場合は、適切なサイズに大きくして、逆に大きすぎる場合は、一旦埋木するなどして、しっかりネジが効く様にします。
少し緩いだけなら、爪楊枝などを使って、調整する事も可能です。


先ほど、仮締めしていたヘッド正面のペグ固定ナットをしっかりと締め付けます。

この固定ナットは、構造的(ネジ部分が、薄いので)に通常のネジほどの強度はありません。
ですので、締め付け過ぎない様に注意が必要です。
締めすぎると破損の恐れがありますので、ペグが確実に固定される程度の強さで止めます。


ペグが取り付け出来たら、弦を張って作業終了です。


出来ましたー。
ルックスも新鮮になっていい感じです(^_^)

クルーソンタイプのペグと比べますと、今回、取り付けたようなロトマチックタイプのペグは、重量が増します。
その結果、ギターの鳴りにも変化が現れます。
今回のように元のペグよりも重くなる場合、音の密度が濃くなると言うか、音が芯に集まる感じがします。
逆にペグが軽くなると、音に広がりが出る感じがします。

これは、あくまでも主観的な意見です。
どちらが良い悪いと言う事ではなく、あなたのお好みに合わせてペグを偉ぶってのもいいかもしれませんね(^_^)

GOTOHのペグはコチラのページで紹介しております。

今回は以上です。
ありがとうございました!

あなたのギターに合うペグお探しします。
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